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CD作品を1つ作るための準備・制作期間の目安

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こんばんは、晨(@ashita_bassist)です。

 

僕がやってるバンド『もう二度と逢えない私へ』(@nidoto_aenai)は、2018年4月21日に1st mini album「薄情な夜明けに続く息」をリリースします。

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今回のミニアルバム制作は、僕にとってRECの予約やジャケットデザインの手配、プレス業者への発注などに自分で関わる初めての経験になったんですが、それを通して「E.P.やミニアルバムくらいのCD作品を1つ作るのに、どのくらいの期間がかかるのか」の目安を体感できました。

 

なので、同じように作品作りを考えているバンド、アーティストの方の参考になればと思って、必要な準備期間の目安をまとめてみました。

 

CD制作に必要な工程まとめ

まずは、「CDを作ろうぜ!」と思い立ってから実際に完成品を手にするまでに必要な工程をまとめます。

 

1.収録曲決め・プリプロ

一番最初に決めるのは、もちろん「どの曲を収録するか、何曲収録するか」というところです。

 

それが決まったら、各曲のアレンジを音源作品として仕上げられるよう細部まで詰める「プリプロ」をします。

 

やらなくてもレコーディングはできますが、実際のRECの現場で「なんかここのキメが微妙!」「このフレーズが不協和音っぽい!」といった部分が出てくるととんでもないタイムロスになります。

 

1曲ずつ軽く音録りをしながら細部まで確認すれば、そういったタイムロスを防いで、結果的にはCDの制作費を抑えることに繋がります。練習スタジオの1時間とレコーディングスタジオの1時間では重みが違います。お金的に。

 

2.レコーディング予約/実際にレコーディング

曲が決まってアレンジも固まったら、いよいよ実際のレコーディングです。

 

レコーディングスタジオは「〇〇(地域名) バンド レコーディング」とかでググっても見つかるし、知り合いのバンドマンやライブハウス関係者の人に聞けばおすすめのスタジオを教えてもらえたりします。

 

3.ミックス・マスタリング

レコーディングが終わったら、録った音を編集して整えて、音源としての形に仕上げる

「ミックス・マスタリング」が待っています。

 

うちのバンドは僕がこのミックス・マスタリングを担当しましたが、大抵はエンジニアさんにお願いすることになります。レコーディングエンジニアさんがミックス・マスタリングまで請け負っているところが多いです。

 

4.CDジャケットや歌詞カードなどのデザイン決め・依頼

CDの「音楽」の面を作るのもですが、ジャケットデザインや歌詞カードのレイアウト、CDのレーベル面(盤面)なども考えないといけません。

 

プレス業者へ入稿するときは大抵AI(Adobe Illustrator)やPs(Photoshop)のデータ形式を求められるので、その辺のソフトを扱えるメンバーがいない限りはデザイナーやイラストレーターの方に依頼することになります。

 

5.プレス業者への発注・入稿

各曲のデータ、デザインデータが揃ったら、それをCDプレス業者に送ってCDの形にしてもらいます。

 

データの入稿が完了したら、あとはCDの完成品が届くのを待ちます。

 

各工程の必要期間まとめ

CDを完成させるまでの工程は分かりましたね。ではそれぞれの工程は実際にどのくらいの時間がかかるんでしょうか。

 

曲決め・プリプロ:2週間程度

まず「曲決め・プリプロ」ですが、これはバンドにもよるので千差万別です。既にライブなどで何度もやってる曲ならプリプロはそんなに時間がかからないと思うので、スタジオ2~3回分(2週間くらい)でしょうか。

 

レコーディング:1~2週間

次に、実際のレコーディングです。録り方にもよりますが、まる一日(10~12時間)のRECである程度サクサク録っていくとしたら、大体「2曲で1日」かかると思っておけば大丈夫だと思います。

 

とはいえメンバーのスケジュールもあると思うので、「一日数時間ずつ」とか「土日だけ」とかに分けて録ることもあると思います。レコーディングスタジオが埋まっていて、ぶっ続けで録れないこともあります。

 

なので、ミニアルバムくらいの曲数なら長めに見て2週間くらいでしょうか。

 

ミックス・マスタリング:1か月

ミックス・マスタリングについても、エンジニアさんの仕事のスケジュールに左右されるところが大きいです。そして、ミックス作業自体にもけっこうな時間がかかります。

 

5~7曲のミニアルバムなら、1か月くらいは見ておいた方がいいでしょう。

 

各デザイン:1か月半

ジャケットや歌詞カードのデザインも時間の余裕をもってお願いしましょう。

 

どんな内容にするか、誰に頼むかによりますが、しっかりした内容のものを作ってもらうなら打ち合わせや修正依頼の期間も含めて1か月、さらに余裕を持たせて1か月半くらいは見ておいた方がいいのではないでしょうか。

 

こっちは、音源の方を作るのと並行して進めると制作期間を短縮できます。

 

プレス業者に入稿してから完成品が届くまで:2~3週間

CDのプレス業者は、どこも大体データの入稿から製作、発送まで2週間くらいを納期にしています。早めることもできますが、それにはけっこうな追加料金がかかったりするので余裕を持って入稿するのがベストです。

 

というわけで、製造や輸送などで何かあったときのことも考えて2~3週間くらいは見ておいた方がいいでしょう。

 

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結論

以上、ざっくりとですが、「ミニアルバム」「E.P.」くらいのCD作品を作る想定でかかる時間を計算してみました。

 

余裕をもって作るなら、全部合わせると大体3か月~3か月半くらいかかるでしょうか。

 

今回の僕たちのミニアルバムも丁度そのくらいかかりました。リリースイベントとかをするならその2週間くらい前には届いててほしいと思うので、その分も余裕を持たせなきゃですね。

 

今回は5~7曲程度の想定なので、シングルならレコーディング関係やミックス関係の期間がこの半分程度、逆にフルアルバムなら1.5倍程度に伸びるでしょうか。

 

CD制作のペース配分が不安な人は、この「ミニアルバム=3か月ちょっと」というのを目安に考えると焦ることなく作っていけると思います。

 

はじめてCDを作るよ、という方の参考になれば幸いです。

 

 

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