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意外と大人向け?なクレヨンしんちゃん映画のおすすめまとめ

こんばんは、晨(@ashita_bassist)です。

 

「クレヨンしんちゃん」といえば下ネタのイメージが根強いですが、今では国民的アニメのひとつとして人気になり、世界的にも知られる作品です。

 

そして、毎年公開される劇場版も「コナン」や「ドラえもん」、「ポケモン」と並んでおなじみのものになりましたね。

 

そんなこの劇場版クレヨンしんちゃん、実は子ども向けアニメと侮れない名作揃いだったりします。

 

というわけで、これまで20作以上公開されてきたクレヨンしんちゃん映画の中から「大人でも楽しめる」おすすめ作品をまとめて紹介します。

 

むしろ大人にこそおすすめの感動大作「嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」

多分クレヨンしんちゃん映画の中で、一番有名な作品じゃないかと思います。「泣いた」「大人こそ見るべき」と話題になりました。

 

古き良き20世紀の世界を再び体験できるレジャー施設「20世紀博」が全国で流行り、その懐かしさにのめり込む大人たち。彼らはやがて20世紀の空気に洗脳されていき、仕事も家族も捨てて過去の記憶に逃げてしまいます。

 

取り残された子どもたちは、20世紀博で大人たちを洗脳して連れ去った組織「イエスタデイ・ワンスモア」から21世紀の未来を取り戻すために戦いを挑みます。

 

クレしん映画らしいドタバタパニックからの後半の展開は、大人だからこそ感動して泣ける名シーンの連続です。特にしんのすけの父ひろしが幼少期から今までの記憶を取り戻す回想シーンは、屈指の名場面として知られてますね。

 

楽しかった子ども時代を懐かしんで、それでも家族と生きていく未来のために前を向く。そんな展開に感動させられるこの作品は、子どもよりも、むしろ大人にこそおすすめの名作です。

 

 

クレヨンんしんちゃん映画らしからぬシリアスなストーリー「嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ」

西部劇映画の世界に入り込んでしまったしんのすけたち野原一家と、しんのすけの幼稚園での友だち(風間くん、まさおくん、ネネちゃん、ボーちゃん)が、元の世界に帰るために奮闘する様子が描かれます。

 

敵として登場する悪徳ガンマンの一味が、クレヨンしんちゃん映画の敵とは思えないくらいの、かなりの極悪非道です。「世界征服を企む悪の組織」とかではなく、弱者を集団で袋叩きにしてほくそ笑むようなガチの悪党です。

 

そんなハードな敵に対していつもの面々が戦いを挑む、というちょっとシリアスな作風と、ヒロインの女の子「つばきちゃん」としんのすけがくり広げる切ないストーリーが魅力の映画です。

 

ハードボイルドで大人向けな作風に、「荒野の七人」へのオマージュなんかもあって、西部劇好きなら特におすすめのクレヨンしんちゃん映画です。

 

覚悟を決めて観るのがおすすめ「ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん」

オトナ帝国に続いて「泣けるクレヨンしんちゃん映画」の代表格その2です。号泣必至のストーリーは、テレビでもネットでもとにかく話題になりましたね。

 

ロボットの体に意識を埋め込まれてしまったしんのすけのとーちゃん・野原ひろしにスポットが当てられたこの作品。「クレヨンしんちゃんのアニメ映画」と舐めてかかると、終盤の展開で涙腺がとんでもないことになります。

 

あんまりにも切なすぎるラストはちょっと論争を巻き起こしました。個人的にはクレしん映画としてはハードすぎて、あんまりにもあんまりだと思います。僕は正直苦手というか、もう一度見るなら相当な心構えが必要かな。

 

かなり重たい展開になるので、しっかり覚悟を決めてから手に取ることをおすすめします。

 

大人から子どもまで泣ける本格大河ストーリー:嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦

「泣けるクレヨンしんちゃん映画」の代表格その3です。戦国時代にタイムスリップしてしまったしんのすけと野原一家が、大国の理不尽な圧力で滅びかけている小国の人々を救うために奮闘することになります。

 

戦国時代の歴史考証がとんでもなく本格的で「戦国時代の合戦を描いた最も正確な映像」とまで言われました。大河ドラマなどの歴史好きな人にもおすすめです。

 

しんのすけが「親しい人の死」に直面する描写が初めてしっかりと描かれた映画で、ラストの哀しくも後味のいい展開のカタルシスが魅力です。

 

シュールな世界観で見せたクレヨンしんちゃん映画の新機軸:爆睡!ユメミーワールド大突撃

「ロボとーちゃん」の翌年の作品です。夢の中の世界を舞台に、しんのすけや野原一家、幼稚園のいつものメンバーが不思議な少女サキちゃんを救うために奮闘します。

 

家族の絆、友達との友情などの要素がバランスよく含まれていて単純にファンタジーアニメ映画として面白い上に、ジョークのセンスが妙にあか抜けている印象でした。「四畳半神話体系」なんかのシュールなコメディが好きな人におすすめです。

 

大和田獏さんのくだりとか絶対子どもに分からせる気ないし、クレヨンしんちゃん映画としては珍しく、本格的にホラーでダークな描写もあったりして見ごたえがあります。

 

 

SFホラー映画が好きな人におすすめ:伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!(前半)

「街の人々が少しずつ『人間そっくりだけど人間じゃない何か』に入れ替わっていく」という、ガチでホラーなストーリーのクレヨンしんちゃん映画です。

 

この「元の人間と入れ替わったそっくりさん」の描写がかなり容赦なくホラーで、ちょっと子どもが見たらトラウマになるんじゃない?と思えるほどでした。特に風間くんのお母さんが生肉の塊を丸呑みする描写は、ハリウッドホラー顔負けのおぞましさです。

 

中盤まではまるでゾンビ映画を見ているかのようで、クレヨンしんちゃん映画の中でもかなり異色作としておすすめです。そこからの終盤は「どうしてこうなった」と言いたくなる微妙さですが、この前半部分だけでもホラー・パニック映画好きの人は見る価値があります。

 

クレヨンしんちゃんとは思えない本格スパイアクション映画:電撃!ブタのヒヅメ大作戦

国際テロ組織とそのテロを防ごうとするスパイ機関の戦いに巻き込まれて、しんのすけたち幼稚園のメンバーがテロ組織に拉致されてしまう、というストーリーです。しんのすけたちはテロを防ぐために、ひろしやみさえはしんのすけたちを救い出すために奮闘します。

 

クレヨンしんちゃん映画で、まさかの本格スパイアクションです。武装したテロ組織とこれまた武装したテロ防止機関エージェントの攻防など、子ども向けアニメとしてはかなり異色で本格的な格闘戦や銃撃戦が展開されます。

 

テロ組織も「コンピューターウイルスを使って世界を内側から支配する」みたいな大層な計画を立てていて、「ダイ・ハード」でも見てるような感じになります。アクションサスペンスが好きな人におすすめの一作です。

 

まとめ

以上、「大人でも楽しめる」という基準で、クレヨンしんちゃんのおすすめ映画を紹介しました。

 

ホラーからアクションからファンタジー、さらには西部劇まで、色々なジャンルの本格エンタメ映画として、クレヨンしんちゃん映画は実は作品揃いです。

 

子供向け映画として侮ることなかれ。ぜひ一度試しに観てみてください。意外な面白さに驚かされますよ。