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「遊び」でライブができるステージもあっていいんじゃない?

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こんばんは、晨(@ashita_bassist)です。

 

最近はアイドルやボカロ音楽などの台頭で、「バンド」は下火気味になってますよね。バンド人口は減り続け、バンドやライブハウス好きのお客さんの数自体も、外国と比べるとかなり少ない上に、さらに減ってるみたいです。

外国でもヒップホップが台頭していたりと、やっぱりバンド界隈は厳しいのが現状です。

 

また、日本では音楽というエンタメ自体が、スマホゲームやYouTubeなどに押されて停滞気味ですよね。

 

音楽界自体の苦境と人気の音楽ジャンルの変化で、二重苦に押しつぶされているバンド文化。この衰退の原因のひとつが、「ライブハウスのステージ」という存在の遠さじゃないでしょうか。

 

というわけで、この「ステージ」というものについて、好き勝手語ります。

 

「ステージ」や「ライブハウス」が遠すぎる

 日本では、そもそも「ライブハウス」やその「ステージ」が遠すぎるんですよね。その存在そのものが。

 

アーティストのライブって、クソでっかいドームやホール、2階席まであるような大型ライブハウスばっかりじゃないんですよ。キャパ100人台とかの、小さなライブハウスだって日々ステージを作って、そこで誰かが演奏してます。

 

でも、誰もそんなステージの存在そのものを知りません。「ライブ」っていうのはチケット予約競争を勝ち抜いてテレビに出てる有名ミュージシャンを見に行くことで、「ステージ」っていうのはそのミュージシャンが豆粒に見えるくらいでかくてギラギラした特別な場所だと考えてる人が日本人の90%じゃないでしょうか。

 

そんなステージはもちろん見ごたえがあって非日常で楽しいものだけど、小さなライブハウスの小さなステージで、手を伸ばせば触れられるような(実際に触れちゃダメだけど)距離で演者がパフォーマンスをしているのもまた「ライブ」です。

 

「でかいステージなんてくだらねえ!ライブハウスこそ本物のミュージックだ!」なんて全く思わないし、皆が皆インディーズバンドのライブを楽しめるとは思いません。むしろ、音でかいし狭いし暗いしタバコは煙たいし、合わない人の方がたぶん多いでしょう。

 

でも、例えばそんなライブハウス文化を知らない90%の人たちにライブハウスを体感してもらって、そのうちの100人に1人くらいが「バンドと距離近い。熱い。これ楽しい。ちょくちょく遊びに来よう」と思えるくらいハマれるとしたら、そんな楽しい遊びを知らないまま生きていくのは少しもったいないんじゃないでしょうか。

 

数字の話をすると、そういう潜在顧客を数十万人も逃がしているのは、すごくもったいないし、バンド文化の存亡に関わる事態じゃないでしょうか。

 

「ステージ」や「ライブハウス」という存在そのものが遠すぎて、近寄ってくる人がいなかったり、その存在自体を知っている人が少なすぎるのは、かなりやばい危機なんじゃないかと思います。

 

 

「ステージ」を経験できる「遊びの場」がほしい

そんな「ライブハウス/ステージ遠すぎ問題」を改善する手段のひとつが「遊びの場」としてのステージを用意することなんじゃないかと思います。

 

音楽が好きだけど、「ステージは有名ミュージシャンだけが上がれる特別な場所」だと思っていて、「小規模ライブハウス」なんて存在自体を知らない人たちはきっとたくさんいます。

 

そんな人たちに「ライブハウスのステージ立ってみませんか?」と気軽に語りかけられる場があると、少しは興味を惹くんじゃないでしょうか。「自分がステージに立つなんてとんでもない!」と萎縮されても、「いやいや、遊びなんだから気軽にどうぞ」と言えるくらいの「遊びのステージ」が。

 

「遊びでステージに立つんじゃねえ!」という名言はこの際忘れて、徹底的にハードルの低い、むしろハードルなんて一切ないステージを作ってみます。どんなに下手なバンドでもいい、ギターとボーカルに分業した弾き語りユニットでもいい、何ならカラオケトラック流しながら歌うだけでもいい。

 

技術的なものは何も求めない。楽器歴1週間で出たっていい。演奏が途中で止まっても観客と演者皆で「止まっちゃったね~」ってへらへらしてていい。超ぬるま湯でいい。

 

出演者も、オヤジバンドから専業主婦(主夫)の習い事感覚、中高生の発表会や暇つぶしまで、誰でも好きな目的で出ていい。「出演者募集」もできるだけばらまく。中学高校のホームルームで「カラオケOK!ライブハウスのステージに立とう!」みたいなビラを配ってもらえたりしたら最高。

 

とにかく、小さなライブハウスの「ステージ」というものがあるのを知ってもらって、好きなミュージシャンの真似事、ごっこ遊びでそのステージに立ってみることができて、楽しかったらその先も遊びでステージに出続けられる。

 

そんな場があれば、そしてそんな場があることが広められれば、「地方の小さなライブハウスのステージ」という場所の知名度は格段に上がるんじゃないでしょうか。

 

もちろんそれは遊びのステージなので、お金を取ってお客さんを入れるわけにはいきません。真剣で本気な人たちのライブハウスシーンとは、しっかり分けることになります。

 

遊びのステージなので、出演したい人たちでライブハウスのレンタル料を割り勘して、お客さんはステージ自体にはお金を払わずドリンク代だけで遊びに来れるようにするような形になるでしょう。

 

「遊びのステージ」はバンド人口やお客さん人口を増やすための入り口になるはず

「誰もが何のハードルもなく、覚悟もなく、遊び感覚で立てるステージ」を作れたら、そこに地元のプロ志向実力派バンドとか、「遊びじゃないステージ」に立っている人たちをゲストで1組くらい混ぜます。

 

そしたら、他の出演者は、小さなライブハウスのステージを主戦場にした「本気のバンド」をはじめて目撃することになります。

 

友だちの遊びステージを眺めにきたお客さんたちも、そんな「小さなステージに立ってる無名だけど、すごくかっこいいライブをするバンド」の存在をはじめて知ります。

 

そうしたら「地方のライブハウス文化」というマイナーで閉じられた世界が、いわゆる「メジャーな音楽しか聴かない層」の目に触れる機会が格段に増えるんじゃないでしょうか。

 

「こんな小さなライブハウスでもかっこいいバンドいるんだ」と地元のブッキングイベントに通い始める人が出るかもしれないし、「自分も遊びなだけじゃない、本気で頑張るステージに立ちたい」と演者側に回ってくる人も増えるかもしれません。

 

誰もがフリーパス・ノーチェックで上がれる「遊びのステージ」を作ることで、ゆくゆくはライブハウスのお客さん人口の増加や、バンド人口の増加につながる気がしたりしなかったり。

 

まとめ

とりとめもない話ですが、以上です。

 

「地方のバンドやそのライブなんて、存在そのものが知られてない」という嘆きをよく聞くので、その解決案のひとつとしてダラダラ考えてみました。

 

とにかく、各地方で活動してるバンドたちがいること、そんな人たちが日々演奏してる小さなステージがあることを一人でも多くの人に知ってもらいたいです。

 

 

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