2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧
2019年12月13日にNetflixで全世界配信がはじまったアクション映画「6アンダーグラウンド」。 監督に「トランスフォーマー」や「アルマゲドン」で知られるハリウッドの破壊王マイケル・ベイを迎えて製作された、まさにNetflixの年末の目玉といえる超大作です…
「お金に困って誘拐を計画・実行する」というクライムサスペンスはそれこそ腐るほどあります。その中でどう個性を見せるかが作り手の腕の見せ所でしょう。 そんな中でこの「クライム・オブ・マネー 完全犯罪」は「誘拐の仲間がめーっちゃめちゃ問題児」 という…
ホラー映画では「山小屋でキャンプしてるところに現れる不審者=殺人鬼」というお決まりのルールがありますね。 それを逆手に取ったこの「タッカーとデイル 史上最悪にツイてない奴ら」。人を見た目で判断しないことの大切さ、集団でウェイウェイ騒ぐ中で冷…
日本の元号が令和にかわって、様々な行事や儀式があって、あらためて「象徴天皇」の存在を意識した人も多いのではないでしょうか。 政治的権限がなく、「国家・国民の象徴」と位置付けられた王家は何のためにあるのか。何ができるのか。 この「ヒトラーに屈…
全人口が35万人という大西洋北部の島国、アイスランド。 独特の風土と豊かな自然からハリウッド映画のロケ地としてたまに名前を聞く国ですが、かなりの小国だけあって、「アイスランドだけで作られた純国産映画」が日本まで入ってくるのはレアです。 本作は…
「ティム・バートン×ジョニー・デップ」といえば、映画界で最も有名なタッグのひとつでしょう。 そんな彼らのタッグ映画のひとつ「ダーク・シャドウ」は、濃すぎず軽すぎず、ホラーテイストとコメディテイストがバランスよく混ざり合っていて、気軽に観られ…
いわゆる「あらすじネタバレ結末を解説」系の映画情報メディアで最も重要なのは「掲載されてる作品数」だと思います。 多くの人は「サイト内でタイトルを検索するだけで、自分がストーリーを確認したい映画・興味のある映画が出てきて詳しく解説されてる…」…
限定された環境を舞台に、スリリングで恐ろしいストーリーがくり広げられる「シチュエーションスリラー映画」。 「ソウ」シリーズのヒットをきっかけに、ホラー・サスペンス映画界で一気にブームを巻き起こしたジャンルですね。 そんなシチュエーションスリ…
昔はWWEのトッププロレスラー「ザ・ロック」として名を馳せ、今ではハリウッドを代表するアクション俳優となったドウェイン・ジョンソン。 その筋肉は山のごとく盛りあがり、その笑顔はワイルドかつセクシーで、その頭は太陽のように輝く…みなぎるカリスマ性…
子どもにとって「親」というものは絶対的な存在で、一方で親にとって(大抵の場合)子どもは自分の命にかえても守りたいくらい大切な存在です。 そんな当たり前の認識が破られて、親が自分の子どもに一斉に襲いかかったら…というスリラー映画「マッド・ダデ…
スタイリッシュなアクション、ワイルドで精悍な表情、そして何よりセクシーでキュートなハゲ頭。 男の魅力たっぷりのジェイソン・ステイサムは、現代ハリウッドを代表するアクションスターと言えるでしょう。 そんなジェイソン・ステイサムのおすすめの出演…
1970年代の名作パニック映画「ザ・クレイジーズ/細菌兵器の恐怖」。監督はなんとあの「ゾンビ」で知られる巨匠ジョージ・A・ロメロです。 それを現代風にリメイクしたのが、この2010年公開の「クレイジーズ」。日常が壊れていくパニック描写×感染者たちとの…
「他人を犠牲にしてでも生き残ろうとする奴」というのは、パニック映画ではある意味定番の存在ですよね。 大抵そういう奴は悪役ですが、「世界の終末で弱肉強食のサバイバルを送る」みたいな状況になったら、生き残るためには善人だろうとなりふり構ってられ…
90年代くらいの映画って、今見るとやっぱり「ちょっと古いな」と思う部分もありますよね。 ですが、映像的な表現が制限される分「脚本と演出で勝負!」みたいな側面が強かったのか、テンポの作り方が上手くてぐいぐい惹きこまれる名作が多いように思えます。…
「ダイ・ハード」シリーズでおなじみのハリウッド俳優ブルース・ウィリス。最近では小粒なアクションサスペンス映画への出演が多い彼ですが、この「デス・ウィッシュ」はそんな小規模作品の中では、頭一つ抜けてよくできていたと思います。 重たいストーリー…
ここ最近「マーティン・スコセッシ監督がマーベル映画を"あれは映画じゃない"と否定」というニュースが出て、日本でも昔ながらの名画ファンからMCUファンまで巻き込んで論争が起こってますよね。 10月15日にも「マーティン・スコセッシ、再びマーベル映画を…
ここ最近で患者数が増え続けているという「過敏性腸症候群」。精神的な要因が大きくて明確な治療法もなくて、本人にとってはとてつもなく辛い病気ですよね。 僕も高校生の時に過敏性腸症候群と診断され、学校で授業を受けることもままならず、半年ほど休んで…
映画の宣伝で注目を集めるために、知名度のある芸能人を声優に起用する、いわゆる「タレント声優」。映画の世界観をぶち壊すものとして、映画ファンからは大批判を浴びてきましたね。 基本的にはがっかりな結果で終わることが多いこのタレント声優起用ですが…
ハリウッドで活躍する映画監督ピーター・バーグと、人気ハリウッドスターのマーク・ウォールバーグ。この2人といえば、これまで何度もタッグを組んできた名コンビですね。 出す作品どれも当たりばっかりで、めちゃめちゃ相性のいい彼ら。その名作たちをまと…
「96時間」シリーズの大ヒット以降、主役級のハリウッドスターとして一気に人気を増したリーアム・ニーソン。 そんなリーアム・ニーソンの最近の主演作でよくメガホンをとっているのが、スペイン出身の映画監督ジャウム・コレット=セラです。 この「主演リ…
サム・ワーシントン主演のNetflixオリジナル映画「フラクチャード」。旅行先で訪れた病院で家族が失踪した謎を父親が追うという、いわゆるサスペンススリラー的な内容です。 ややスロースタートで前半は地味な展開ですが、妻と娘の失踪後の怒涛の展開が凄ま…
HuluやNetflix、Amazonプライムビデオなど、月額制で映画やドラマ、アニメを楽しめる「VODサービス」は今では広く一般的なものになりました。 見放題の作品数や月額料金などはさまざまで、「どのVODがおすすめ」というのは人それぞれになると思いますが、個…
若き天才Orangestarは、2010年代のボカロ音楽シーンに伝説を残しました。 淡い青春を感じさせるノスタルジックな詞世界や清涼感のあるサウンドで、10代を中心にボカロリスナーの心をわしづかみにしました。 そんなOrangestarファンにおすすめの、曲調やサウ…
アクション映画において「銃撃戦」は見せ場のひとつです。そんな銃撃戦が見どころのガンアクション映画のおすすめ作品を、有名な傑作から隠れた名作まで紹介します。 どれも僕が実際に観て厳選しました。現実ではありえないぶっとび系から、緊張感あふれるリ…
「ウイルス感染」をテーマにした映画といえば、感染者すべてを抹殺していくような、絶望的なウイルスが描かれることが多いんじゃないでしょうか。 その点でこの「コンテイジョン」は異色とも言える内容で、「現実的にあり得そうな致死率のウイルスが世界に広…
スティーヴン・キング原作、フランク・ダラボン監督の「ミスト」といえば、とんでもなく鬱な結末でトラウマを生む「バッドエンド映画」として知られてきました。 あまりのショッキングさから「結末がひどい映画ランキング」などでも1位の常連作で、まさに歴…
スティーヴン・キングとジョー・ヒルによる短編小説を原作にしたNetflixオリジナルのホラー映画「イン・ザ・トール・グラス -狂気の迷路-」。決して出られないオカルト草むら迷路に迷い込んだ人々を描く、まさかの「草ホラー」です。 「スティーヴン・キング…
Netflixオリジナル映画といえば「そこそこ良作揃いだけど中途半端なクオリティの作品も多い」というイメージじゃないでしょうか。 個人的にはそれに加えて「ストーリーがあっさり薄味なのを、映像美と演出でうまいこと補って及第点に仕上げてる」ような作品…
これは凄い映画です。怖さと切なさ、穏やかさと不穏さが絶妙に入り混じって驚愕のストーリーを展開して、最後には思わず絶句してしまうほどのカタルシスを与えられる傑作でした。 キャストには「ストレンジャー・シングス」シリーズで人気になったチャーリー…
異色のマーベル映画「ヴェノム」、予告編ではかなりおどろおどろしい感じでしたが、いざ蓋を開けてみると「ヴェノムいいやつじゃん」「ヴェノムかわいい」という感想が続出でしたね。 そんなヴェノムの魅力はもちろんなんですが、個人的に本作でもう一人「こ…