怠惰ウォンテッド

映画とアニメとラノベのレビュー 怠惰に平和に暮らしたいだけ

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「ブッシュウィック -武装都市-」感想・評価 本当の見どころは生々しい社会描写にある(ネタバレあり)

「アメリカ本土が攻撃される」系の架空戦記では、戦う相手として仮想敵の北朝鮮やロシアなんかがよく出てきますが、現実に他国がアメリカに攻め入ることができるかというと、「そんなことないでしょ」と思っちゃうんですよね。 その点、「ブッシュウィック -…

「流転の地球」感想・評価 ”中国版アルマゲドン"なSF大作だった(ネタバレあり)

2019年に公開された中国のSF映画「流転の地球」。 中国では歴代2位となる興行収入記録を叩き出したそうで、作品のスケールもヒットのスケールもまさにハリウッド並みのド派手な作品です。アメリカでも劇場公開されて、それなりの評価を得たんだとか。 最近は…

「ディストピア パンドラの少女」感想・評価 新しい"ゾンビたちの世界"を見せた怪作(ネタバレあり)

昔はマニアックなB級ジャンルだった「ゾンビ映画」も今ではすっかり市民権を経て、ハリウッド大作が作られたり、邦画でも「アイアムアヒーロー」のような大作が出てきたりと盛り上がってきました。 ですが、そんな中で「ゾンビがはびこる世界」の表現もマン…

「リディバイダー」感想・評価 "一人称視点"にこだわり過ぎたのが敗因(ネタバレあり)

VRゲームの流行なんかも関係してるのか、ここ最近「一人称視点」スタイルの映画が増えてきました。 この手の映画はまるでFPSゲームのような臨場感が最大の見どころですが、そんな一人称視点にこだわり過ぎるあまり失敗した感があるのが、SFアクション映画「…