怠惰ウォンテッド

映画の感想とか音楽活動とか 怠惰に平和に暮らしたいだけ

映画レビュー・評価(ホラー)

「王宮の夜鬼」感想 なんか安っぽかった(ネタバレあり)

韓国発のゾンビ映画といえば「新感染 ファイナル・エクスプレス」が大きなインパクトを残しましたね。 もともと韓国映画は邦画と比較しても「ハリウッドっぽいパニックアクション大作」を描くのに慣れてる感がありましたが、その中でもこの映画は圧倒的でし…

「ライフ」感想 新時代の傑作エイリアン映画(ネタバレあり)

SFホラーの金字塔的な名作といえば「エイリアン」ですよね。 そんなエイリアン1作目が確立した王道を踏襲しつつ、現代ならではの見せ方を加えた「ライフ」は、新時代のエイリアン映画の傑作と呼べる作品です。 詳しくレビューしていきます。 「ライフ」あら…

「デッド・カーニバル」感想 カウボーイVSツアー客(ネタバレあり)

ゲオ先行レンタル作品って「見た目だけ取り繕って内容ペラペラの駄作」か「映像は安っぽいけど内容で勝負する良作」かの2択なイメージです。 そんな中で、この「デッド・カーニバル」は後者の良作といえる部類だったと思います。詳しくレビューしていきます…

「パージ:エクスペリメント」感想 弱者の声はこうして無視される(ネタバレあり)

もはやアメリカのアクションホラー界きっての稼ぎ頭になった大人気シリーズ「パージ」。 その4作目であり、パージ制度の試験段階を描いた「パージ:エクスペリメント」は、さすがにマンネリ化しつつあったシリーズに新しい風を吹き込んだ良作続編だったと思…

「ソウル・コンタクト」感想 映像はいいのに脚本が酷すぎる(ネタバレあり)

ロシア映画といえば「映像がきれい」というイメージが個人的にあるんですが、この「ソウル・コンタクト」も例に漏れず、ハイクオリティな映像美が光るシーンをいくつも見せてくれました。 が、その評価点を覆して有り余るほどに脚本と演出が酷すぎる。あまり…

「28週後...」感想 絶望と退廃のベストマッチ(ネタバレあり)

「スラムドッグ$ミリオネア」などで知られるダニー・ボイル監督の初期作品のひとつ「28日後…」は、"走るゾンビ"映画の金字塔的な作品として今でもカルト的人気を誇っています。 その続編であるこの「28週後…」もかなりの傑作。アクションホラーとしてよりパ…

「ザ・ボーイ -人形少年の館-」感想 推理小説読んでるみたい(ネタバレなし)

「人形」ってなんであんなに怖いんでしょうね。人間の姿かたちをしたものを前にすると、なぜか「こいつが動き出すんじゃないか」「こいつは実は意識があるんじゃないか」みたいな意識が働きますね。 「ザ・ボーイ -人形少年の館-」は、そんな心理を極限まで…

【異色】ちょっと変わったゾンビ映画おすすめ10選【キワモノ】

今や「B級ホラー」というレッテルを覆し、映画界の一大人気ジャンルとなったゾンビ映画。 昔ながらのホラーテイストの作品はもちろん、ホラーアクション寄りの作品、コメディテイストの作品など、色んなゾンビ映画が作られるようになりました。 今回はその中…

「デイライツ・エンド」感想 アクション一点特化の超骨太ゾンビ映画(ネタバレあり)

「ドーン・オブ・ザ・デッド」や「28週後…」のような、アクション寄りの全力疾走ゾンビ映画が好きな皆さん。そういう映画の見どころはやっぱり「緊張感たっぷりのゾンビとの追いかけっこ」ですよね。 そんなアクション的な見どころだけを追求して、ストーリ…

【対決】「クワイエット・プレイス」の怪物と「ザ・サイレンス」の怪物はどっちが怖いか

「音を出したら死ぬ」で話題になったホラーパニック映画「クワイエット・プレイス」。息の詰まる緊張感で大ヒットしたこの作品ですが、やっぱり印象的だったのは「音に反応して襲ってくる怪物」でしょう。 そして、この「クワイエット・プレイス」と近い時期…

「モンスター・フェスティバル」感想 ホラー映画を愛し肯定するオタクたち(ネタバレあり)

「色んなホラー映画へのオマージュを込めまくったお祭りホラーコメディ」という触れ込みで、リリース前からちょっとした話題になってたこの「モンスター・フェスティバル」。 事前に聞いてた話とはちょっと印象が違いましたが、とにかく「ホラー映画への愛」…

「超 感染 ファイナル・デッド」感想 アジア発ゾンビ映画の新たな良作(ネタバレあり)

日本から「アイアムアヒーロー」、韓国から「新感染 ファイナル・エクスプレス」と、ここ数年でアジア発のゾンビ映画は良作がどんどん生まれてますね。 そんな中で、今度は中国から誕生したのがこの「超 感染 ファイナル・デッド」です。 「新感染~」を意識…

「ハッピー・デス・デイ」感想 ひとつだけ不満を言わせてくれ(ネタバレ全開)

ソリッドホラー×タイムループ×ビッチ女子という全く新しい組み合わせで新境地を切り開き、2019年のホラー映画界を代表するヒット作のひとつとなった「ハッピー・デス・デイ」。 ライト層でも楽しめつつ適度な刺激のあるホラー描写と、むしろこっちのほうで年…

「ブック・オブ・モンスターズ」感想 古き良きB級ホラーの秀作(ネタバレなし)

ゲオ先行レンタル作品って、「駄作というほどじゃないけど良作と言えるほどでもない」くらいの凡庸な作品が多いイメージです。 その中で、この「ブック・オブ・モンスターズ」は珍しく大当たりの作品でした。 どこの80年代だよって言いたくなるドロドロなB級ホ…

「ザ・ボルト -金庫強奪-」感想 秀逸サスペンス×微妙ホラー(ネタバレなし)

「銀行強盗サスペンス」といえば、映画界ではもはややり尽くされたジャンルでしょう。そして「いわくつきの建物が舞台のホラー」も同じく手垢のついたテーマです。 では、その2つを混ぜ合わせて「変なものが"出る"という噂のある銀行に強盗が入っちゃったら…

おすすめのシチュエーションスリラー映画まとめ

限定された環境を舞台に、スリリングで恐ろしいストーリーがくり広げられる「シチュエーションスリラー映画」。 「ソウ」シリーズのヒットをきっかけに、ホラー・サスペンス映画界で一気にブームを巻き起こしたジャンルですね。 そんなシチュエーションスリ…

「マッド・ダディ」感想 みんないつかは老いていく(ネタバレあり)

子どもにとって「親」というものは絶対的な存在で、一方で親にとって(大抵の場合)子どもは自分の命にかえても守りたいくらい大切な存在です。 そんな当たり前の認識が破られて、親が自分の子どもに一斉に襲いかかったら…というスリラー映画「マッド・ダデ…

「クレイジーズ(2010)」感想 怒涛のパニック描写で魅せる感染ホラーの良作(ちょっとネタバレ)

1970年代の名作パニック映画「ザ・クレイジーズ/細菌兵器の恐怖」。監督はなんとあの「ゾンビ」で知られる巨匠ジョージ・A・ロメロです。 それを現代風にリメイクしたのが、この2010年公開の「クレイジーズ」。日常が壊れていくパニック描写×感染者たちとの…

【Netflix】「イン・ザ・トール・グラス -狂気の迷路-」感想 これぞスティーヴン・キング原作ホラー(ネタバレあり)

スティーヴン・キングとジョー・ヒルによる短編小説を原作にしたNetflixオリジナルのホラー映画「イン・ザ・トール・グラス -狂気の迷路-」。決して出られないオカルト草むら迷路に迷い込んだ人々を描く、まさかの「草ホラー」です。 「スティーヴン・キング…

「マローボーン家の掟」感想 凄まじい展開と後味に絶句させられる(ネタバレなし)

これは凄い映画です。怖さと切なさ、穏やかさと不穏さが絶妙に入り混じって驚愕のストーリーを展開して、最後には思わず絶句してしまうほどのカタルシスを与えられる傑作でした。 キャストには「ストレンジャー・シングス」シリーズで人気になったチャーリー…

「ダウンレンジ」感想 エグさマシマシのハイテンションスリラー(ちょっとネタバレ)

実写版「ルパン三世」や「ゴジラ FINAL WARS」、「あずみ」などの邦画大作を手がける一方で、ハリウッドで「ミッドナイト・ミートトレイン」などゴリゴリのホラー映画を撮ってきた北村龍平監督。 B級ホラーというマイナーなジャンルとはいえ、ハリウッドで活…

【コスパ最高】低予算なのに大ヒットしたホラー映画10選

幽霊や超常現象、殺人鬼など、ゾッとする恐怖を感じさせてくれるホラー映画。 このホラー映画、実は映画界では「低予算でもヒットが狙えるジャンル」として知られています。製作費が少なくてもクオリティ高く作れて、さらにうまく話題になれば大作並みのヒッ…

「走るゾンビ」が出てくるゾンビホラー映画おすすめ10選+α【全力疾走】

昔は「ゾンビ=ノロノロ歩きの動く死体」というイメージだったのが、今では「ゾンビが走る」というのは当たり前のことになりました。 全力疾走でゾンビの群れが迫ってくる姿は、ホラー映画としてもアクション映画としても迫力たっぷりです。 そんな「走るゾ…

コメディ系ゾンビ映画のおすすめまとめ【グロいのに笑える】

昔はマニアックなB級ジャンルだった「ゾンビ映画」も、今ではすっかり人気ホラージャンルになって。 そんな中で、「コメディ路線のゾンビ映画」がどんどん増えて、一大ブームになってます。 意外と相性のいい「コメディ×ゾンビ」な映画のおすすめをまとめて…

「ドーン・オブ・ザ・デッド」感想 走るゾンビの原点であり頂点(ネタバレあり)

今では当たり前になった「走るゾンビ」も、出てきた当初は「ゾンビはノロノロ歩いてなんぼじゃろ!」という声もあったりして、賛否両論でした。 そんな「全力疾走で走るゾンビ」というスタイルを知らしめたのが「ドーン・オブ・ザ・デッド」です。 一応これ…

「フローズン」感想 絶妙にリアルなところが痛くて恐い(ネタバレあり)

ワンシチュエーションスリラーの一番重要なポイントは「痛みと恐怖に感情移入できるか」だと思うんです。 映画を観ていて「もし自分がこんな状況になったら嫌だあ~!うわああ痛そう~!」と思えるかどうかがこの手の映画の評価を分ける最大の要因でしょう。…

「ジグソウ:ソウ・レガシー」感想 予想以上に安定したクオリティ(ネタバレあり)

ホラー映画の歴史に名前を刻むご長寿シリーズ「ソウ」。 1作目はワンシチュエーションスリラーの先がけとして話題になりましたが、その後の続編はだんだんグロテスクさが増して「ゲーム」のインパクト重視のショック映画に。ホラーファンからの評価も賛否両…

「AVP2 エイリアンズVS.プレデター」感想 熱意と予算にセンスが追いつかない(ネタバレあり)

世間では「駄作」の烙印を押され、エイリアン・プレデターシリーズのファンですら今ではほとんど話題にも挙げなくなった2007年公開の映画「AVP2 エイリアンズVS.プレデター」。 ですが、個人的には嫌いじゃありません。むしろけっこう好きかも。細かい演出か…

「ディストピア パンドラの少女」感想 新しい"ゾンビたちの世界"を見せた怪作(ネタバレあり)

昔はマニアックなB級ジャンルだった「ゾンビ映画」も今ではすっかり市民権を経て、ハリウッド大作が作られたり、邦画でも「アイアムアヒーロー」のような大作が出てきたりと盛り上がってきました。 ですが、そんな中で「ゾンビがはびこる世界」の表現もマン…

【レビュー】「ブラック・サマー: Zネーション外伝」はゾンビ史に残る大傑作かもしれない

2019年4月11日よりNetflixで配信が始まったドラマ「ブラック・サマー: Zネーション外伝」。 タイトルからも分かるように、人気ゾンビドラマ「Zネーション」のスピンオフとなるこの作品。まだゾンビウイルスが蔓延する前の、アメリカが崩壊していく様が描かれ…