映画レビュー・評価(ホラー)
どう見てもしょぼいB級映画なのに、ジャケットのインパクトが強すぎてホラー映画ファンの間でちょっとだけ話題になったこの作品。 僕もこのジャケットのあまりにもバカバカしいシチュエーションが気になりすぎてわざわざ新作で観てしまいましたが、感想は………
GEO先行レンタル作品って微妙なB級映画が多くて当たり外れが非常に激しいんですが、その中でも「コメディ寄りのホラーやパニック映画」はそれなりに面白いものが多いイメージです。 が、この「ゴースト・キラーズ ー血塗られた少女の謎ー」はその点でもちょ…
古くから伝説的な怪物として知られてきた「ヴァンパイア」。ホラー映画やファンタジー映画でも定番のキャラクターですよね。 そんなヴァンパイアをテーマにした映画のおすすめ作品をまとめました。いわゆる「ドラキュラ伯爵」がテーマの古典的なものから、ク…
ゾンビ映画の歴史に残る名作「死霊のえじき」。そのリメイク作として2008年に製作されたこの「デイ・オブ・ザ・デッド」は、本家とは似ても似つかないB級ゾンビパニックな内容で微妙な評価になりました。 が、個人的には大好きなんですよね。B級映画らしく力…
日本では「悪魔」と聞いてもあんまりピンとこない人が多いと思いますが、北米やヨーロッパなどのキリスト教圏では、悪魔は笑いごとじゃなく本気で恐れられてる存在です。 今も正式に「エクソシスト」という職業があったり、悪魔祓いが行われていたり、逆に悪…
ビデオカメラからの一人称視点でストーリーを描く、いわゆるPOV(Point Of View)方式の映画は、今ではすっかり人気ジャンルのひとつとして定着しましたね。 映像に臨場感を持たせることができて、さらに低予算でも映画が作りやすいので、特にホラー映画やパ…
「幽霊よりも人間の方がよっぽど怖い」という言葉もあるように、人間の感情や欲望は、ときにとんでもない狂気へと変貌することがあります。そんな人間による恐怖を描いた映画は、いつの時代も人気を集めてきました。 というわけで、思わずぞっと鳥肌が立つ人…
世界的に人気を集めるカプコンのホラーゲームシリーズ「バイオハザード」。その実写化作品であるハリウッドの映画「バイオハザード」は、ゲームとはまた違った世界観の作品として、賛否両論ありつつも6作目まで続く長寿シリーズとなりました。 そんな映画「…
予知夢によって大事故を生き延びた人々が、その後ふたたび死の運命に囚われて事故死していくサスペンススリラー映画「デッドコースター」シリーズ。 正確には1作目のタイトルをとって「ファイナル・デスティネーション」シリーズと呼ぶべきですが、2作目「デ…
ありとあらゆるジャンルの良作映画を配信しているNetflix。ホラー映画の中の人気ジャンル「ゾンビ映画」も豊富なラインナップが揃っています。 また、Netflixでしか観れない、オリジナルコンテンツのゾンビ映画・ドラマが多いのも見どころです。 というわけ…
「神VS天使」というとんでもなく大きな構図なのに、その戦いを「辺境のダイナー」のみで描くというまさかの映画「レギオン」。 スケールは小ぢんまりしていますが、B級ホラーアクション映画としてはなかなかの面白さです。キャストも意外と豪華だし。 詳しく…
韓国発のゾンビ映画といえば「新感染 ファイナル・エクスプレス」が大きなインパクトを残しましたね。 もともと韓国映画は邦画と比較しても「ハリウッドっぽいパニックアクション大作」を描くのに慣れてる感がありましたが、その中でもこの映画は圧倒的でし…
SFホラーの金字塔的な名作といえば「エイリアン」ですよね。 そんなエイリアン1作目が確立した王道を踏襲しつつ、現代ならではの見せ方を加えた「ライフ」は、新時代のエイリアン映画の傑作と呼べる作品です。 詳しくレビューしていきます。 「ライフ」あら…
ゲオ先行レンタル作品って「見た目だけ取り繕って内容ペラペラの駄作」か「映像は安っぽいけど内容で勝負する良作」かの2択なイメージです。 そんな中で、この「デッド・カーニバル」は後者の良作といえる部類だったと思います。詳しくレビューしていきます…
もはやアメリカのアクションホラー界きっての稼ぎ頭になった大人気シリーズ「パージ」。 その4作目であり、パージ制度の試験段階を描いた「パージ:エクスペリメント」は、さすがにマンネリ化しつつあったシリーズに新しい風を吹き込んだ良作続編だったと思…
ロシア映画といえば「映像がきれい」というイメージが個人的にあるんですが、この「ソウル・コンタクト」も例に漏れず、ハイクオリティな映像美が光るシーンをいくつも見せてくれました。 が、その評価点を覆して有り余るほどに脚本と演出が酷すぎる。あまり…
「スラムドッグ$ミリオネア」などで知られるダニー・ボイル監督の初期作品のひとつ「28日後…」は、"走るゾンビ"映画の金字塔的な作品として今でもカルト的人気を誇っています。 その続編であるこの「28週後…」もかなりの傑作。アクションホラーとしてよりパ…
「人形」ってなんであんなに怖いんでしょうね。人間の姿かたちをしたものを前にすると、なぜか「こいつが動き出すんじゃないか」「こいつは実は意識があるんじゃないか」みたいな意識が働きますね。 「ザ・ボーイ -人形少年の館-」は、そんな心理を極限まで…
今や「B級ホラー」というレッテルを覆し、映画界の一大人気ジャンルとなったゾンビ映画。 昔ながらのホラーテイストの作品はもちろん、ホラーアクション寄りの作品、コメディテイストの作品など、色んなゾンビ映画が作られるようになりました。 今回はその中…
「ドーン・オブ・ザ・デッド」や「28週後…」のような、アクション寄りの全力疾走ゾンビ映画が好きな皆さん。そういう映画の見どころはやっぱり「緊張感たっぷりのゾンビとの追いかけっこ」ですよね。 そんなアクション的な見どころだけを追求して、ストーリ…
「音を出したら死ぬ」で話題になったホラーパニック映画「クワイエット・プレイス」。息の詰まる緊張感で大ヒットしたこの作品ですが、やっぱり印象的だったのは「音に反応して襲ってくる怪物」でしょう。 そして、この「クワイエット・プレイス」と近い時期…
「色んなホラー映画へのオマージュを込めまくったお祭りホラーコメディ」という触れ込みで、リリース前からちょっとした話題になってたこの「モンスター・フェスティバル」。 事前に聞いてた話とはちょっと印象が違いましたが、とにかく「ホラー映画への愛」…
日本から「アイアムアヒーロー」、韓国から「新感染 ファイナル・エクスプレス」と、ここ数年でアジア発のゾンビ映画は良作がどんどん生まれてますね。 そんな中で、今度は中国から誕生したのがこの「超 感染 ファイナル・デッド」です。 「新感染~」を意識…
ソリッドホラー×タイムループ×ビッチ女子という全く新しい組み合わせで新境地を切り開き、2019年のホラー映画界を代表するヒット作のひとつとなった「ハッピー・デス・デイ」。 ライト層でも楽しめつつ適度な刺激のあるホラー描写と、むしろこっちのほうで年…
ゲオ先行レンタル作品って、「駄作というほどじゃないけど良作と言えるほどでもない」くらいの凡庸な作品が多いイメージです。 その中で、この「ブック・オブ・モンスターズ」は珍しく大当たりの作品でした。 どこの80年代だよって言いたくなるドロドロなB級ホ…
「銀行強盗サスペンス」といえば、映画界ではもはややり尽くされたジャンルでしょう。そして「いわくつきの建物が舞台のホラー」も同じく手垢のついたテーマです。 では、その2つを混ぜ合わせて「変なものが"出る"という噂のある銀行に強盗が入っちゃったら…
限定された環境を舞台に、スリリングで恐ろしいストーリーがくり広げられる「シチュエーションスリラー映画」。 「ソウ」シリーズのヒットをきっかけに、ホラー・サスペンス映画界で一気にブームを巻き起こしたジャンルですね。 そんなシチュエーションスリ…
子どもにとって「親」というものは絶対的な存在で、一方で親にとって(大抵の場合)子どもは自分の命にかえても守りたいくらい大切な存在です。 そんな当たり前の認識が破られて、親が自分の子どもに一斉に襲いかかったら…というスリラー映画「マッド・ダデ…
1970年代の名作パニック映画「ザ・クレイジーズ/細菌兵器の恐怖」。監督はなんとあの「ゾンビ」で知られる巨匠ジョージ・A・ロメロです。 それを現代風にリメイクしたのが、この2010年公開の「クレイジーズ」。日常が壊れていくパニック描写×感染者たちとの…
スティーヴン・キングとジョー・ヒルによる短編小説を原作にしたNetflixオリジナルのホラー映画「イン・ザ・トール・グラス -狂気の迷路-」。決して出られないオカルト草むら迷路に迷い込んだ人々を描く、まさかの「草ホラー」です。 「スティーヴン・キング…