パソコンとインターネット環境さえあればどんな場所でも仕事ができるWebライター。自分のペースでできる副業を探している人や、在宅で仕事をしたい人にとっては魅力的な職業ですよね。
クラウドソーシングサイトに登録さえすれば、未経験でも「Webライターになろう!」と決意したその日から始められる仕事でもあります。
ですが、ずらりと並んだライティングの案件から、初心者が自分のレベルに適切なものを選ぶのはなかなか大変です。
そこで、今回は僕が考えた「初心者Webライターが案件を選ぶときのポイント」を紹介します。
1.Webライター未経験者はタスク案件から
Webライター初心者が経験を積むためのおなじみの案件が、1記事単位でやり取りする「タスク案件」です。
単発仕事のタスク案件には「映画の感想を300字で書いてください」「海外でトラブルに巻き込まれたエピソードを500字で書いてください」といった比較的簡単な内容のものが多めです。
発注者側も、ちょっとした記事として利用する簡単な短い文章を求めているケースが多く、Webライター初心者・未経験者でもわりと気軽に挑戦できるのではないでしょうか。
感想書きなどのタスクは、文字単価は安めで経験値も低めの仕事ですが「文章を書いて納品して、お金をもらう」という感覚を掴むのに最適な案件です。
2.ブログ記事執筆の案件は初心者Webライター向け
タスク案件でWebライターの入口をくぐった人におすすめしたい次の仕事が「ブログに掲載する記事の執筆を依頼する案件」です。
案件によって異なりますが、「美容・エンタメ・生活の中から書けるジャンルを」など、比較的幅広く記事テーマを募集しているものが特におすすめです。
記事内容も「1記事1500字以上で見出しを3つ、あとは自由に書いてください」など自分の好きに書かせてもらえる場合が多く、文章もいかにもブログっぽくフラットな文体でお願いされることが多いです。
企業が運営していてガチガチの執筆ルールがたくさんある案件よりも、自由に書かせてもらいやすいので、初心者にとっては取り組みやすいのではないでしょうか。
お金をもらって自分の好きに記事を作りながら「記事テーマを決めて、構成を考えて、実際に文章にしていく」という執筆の基本を鍛えることができます。
3.初心者にも負担が少ない「文章データのみ納品」の案件
ライティングの案件には「記事の文章をWordファイルやテキストファイルで納品する」タイプのものと「クライアントが指定するWebサイトのフォーマットに直接入力しながら記事を作り、公開までする」タイプのものがあります。
Webライター初心者には、前者の「記事の文章のみデータで納品する」タイプの案件がおすすめです。文章を作るだけで仕事が完結するので、執筆に集中して仕事に慣れていくことができます。
Webサイトで記事を直接組み立てていく場合だと、執筆以外の作業(画像の選定・挿入、その他細かい設定など)を任されることが多く、初心者には少しハードルが高くなります。
最初のうちは、文章をデータで納品する案件の方が気持ち的に余裕を持って進めていきやすいでしょう。
4.初心者Webライターの修行には「1000字〜1500字程度」の案件
Webライター初心者・未経験者におすすめの1記事当たりの字数は、「1000字〜1500字」です。
1500字を超えてくると文章をまだ書き慣れてない人には重くなってくるし、逆に1記事数百字となると、文字数が少ない中で情報をまとめるので、かえって難易度が高くなります。
ある程度テーマや構成がしっかりした記事執筆を求められて、なおかつ初心者に重すぎない記事のボリュームが「1000字〜1500字」ではないでしょうか。
このくらいのボリュームの案件をこなしながら、文章のクオリティ、執筆スピードを上げていきましょう。
まとめ
以上、Webライター初心者・未経験者におすすめする案件の選び方でした。
是非この記事を参考に、「簡単な案件~そこそこボリュームのある案件」と、無理のないステップアップで仕事に慣れていってくださいね。
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