映画の中で守られる定番の存在といえば、「子ども」ですよね。アクション映画やホラー映画などでも基本的にひどい目に遭うことが少なく、特にハリウッド映画などではほぼ安全なポジションです。
そして、映画の中で男女でどちらがひどい目に遭う確率が低いかと言われると、やっぱり女性の方が安全率が高いのではないでしょうか。
そんな「子ども」と「女性」を合わせた存在ともいえる「妊婦さん」は、映画の中では最強の存在といえます。劇中で犠牲になる確率が一番低いといってもいいのではないでしょうか。
ところが、そんな妊婦さんでも容赦なく残酷な扱いをするアブノーマルな作品はあります。今回はそんな「妊婦さんは絶対に見ちゃいけないホラー映画」を紹介します。
現役の妊婦さんやグロテスクな映画が苦手な人は、記事の本文自体を読まない方がいいかもしれないので、目次でタイトルだけ確認してみてください。
お腹を突き破って…「AVP2 エイリアンズ VS. プレデター」
SFホラー映画界の人気キャラクター、エイリアンとプレデターが対決する夢の映画の2作目。有名な大作ですが、妊婦さんは視聴NGなシーンがあります。
エイリアンとプレデターそれぞれの遺伝子を継いだ新種「プレデリアン」がアメリカの田舎町に紛れ込んでしまい、住民たちに襲いかかるというストーリーが描かれるこの映画。
その中で「病院に忍び込んだプレデリアンが妊婦たちに自分の子どもを寄生させて、妊婦のお腹を突き破って大量のプレデリアンが生まれてくる」というエグいシーンが描かれます。余裕でR-15レベルのグロさです。
「エイリアン」シリーズも「プレデター」シリーズも知名度が高いわりに実は血しぶきと人体損壊たっぷりのバイオレンスホラー作品なので、それがコラボした「エイリアンVSプレデター」シリーズのエグさも大概です。要注意ですね。
生まれたての赤ちゃんの末路が…「ムカデ人間2」
2010年代最凶のシリーズの中でも最悪の作品、あまりに有名になりすぎたド変態ホラー、観るインモラルこと「ムカデ人間2」。レンタルDVD店でのパッケージではタイトル表記よりも注意事項の方がでかく書かれてたりします。
サイコでマッドな殺人鬼が人間の口と肛門を繋ぎ合わせていくという超ゲテモノなストーリーが描かれて、とにかくひたすらグロくて汚いこの映画。殺人鬼に拉致された人々の中に妊婦さんが一人いたんですが、その人とお腹の子の末路がもうね、やばいです。
妊婦さんだけでなく、よほどグロテスクな映画に耐性のある人じゃない限り最後まで直視することも難しいレベルの不快な映画です。僕は大学時代に友達と遊び半分で観て、深く後悔しました。
観ずに人生を終えられるならそれに越したことはありません。興味本位で手を出してはいけません。観るなら覚悟しましょう。
妊婦さんvs女サイコキラー「屋敷女」
キングオブ「妊婦さんかわいそう」映画としてカルト的人気を誇るホラー映画です。
家で一人過ごしていた臨月の女性のもとに、不審な女が登場。窓を壊して家に侵入してきた女に対して、主人公は自分とお腹の子を守るために立ち向かうも…というお話。
主人公と女殺人鬼の壮絶な死闘は、殺人鬼ホラーの王道な展開で楽しめます。グロテスクな描写も、そういうホラーが好きな人にとってはスリリングで盛り上がるでしょう。
ですが、結末がかなりショッキングなので厳重注意です。特に妊婦さんは自分に重ね合わせて見てしまうとメンタルがえらいことになります。
まとめ
以上、「妊婦さんは絶対見ちゃいけないホラー映画」たちでした。どの作品も、文章で読んだだけでそのヤバさが分かっていただけると思います。
基本的に万人向けする作品ではないのでそうそう妊娠中に観ることもないと思いますが、もし手に取りそうになったら要注意です。