Amazon発の激安タブレットとして話題の「Fire 7」。そのお値段はなんと5,980円(Amazonプライム会員なら2,000円OFFで3,980円)という、タブレット端末としては破格すぎるものになっています。
そんなAmazon Fire 7ですが、さすがにこれだけ安いとその性能に不安を感じてしまう方もいるのではないでしょうか。そこで、実際にこのAmazon Fire 7を買って数か月使用している僕が、使用感をレビューしていきます。
先に結論から言うと、「値段相応の性能だけど、エンタメコンテンツを楽しむ用のサブ機としては十分」なクオリティでした。
タブレットとしては一通り機能する
Amazonブランドのタブレット端末であるFire 7ですが、機能面ではふつうのタブレットと変わりありません。
LINEやTwitterなどのSNSはもちろん、NetflixやHuluなどの動画ストリーミングサービス、Spotifyなどの音楽配信サービスも、スマホのようにアプリをインストールすることで使用できます。
さらに、プライムビデオやAmazon Music Unlimited、Kindle UnlimitedなどのAmazon由来の定額サービスは、もともとホーム画面に備わっている「ビデオ」「本」などの項目から飛べるので、そもそもアプリを入れる必要すらありません。
動作はやや遅い/充電の持ちは悪い
気になる動作の面ですが、やっぱり安いだけあって、ややもっさりした印象です。アプリを開くのに2~3秒のラグがあったり、ページをめくるのにカクカクするときがあったりするので、スピーディーな作業に使用するには向きません。
もうひとつ気になったのが、「充電の持ちがやや悪い」点です。フル充電から電源が切れるまでが、連続使用で4~5時間くらい(体感)。使用してないときでも、スマホなんかと比べると早いペースで充電が減っていってる感じがします。
屋外で本格的に仕事や作業をする端末としては、ちょっと向いているとは言えません。
結論:サブ機としては十分/寝室やキッチン、PCの横で使う2台目に
「破格の安さ」という大きなメリットがある一方で、iPadなどの本格タブレットのように使うにはちょっと不安要素が多いAmazon Fire 7。一番ベストな使い方は、「家の中で何か作業しながら動画や音楽を楽しみたいときのサブ端末」という感じでしょうか。
タブレット端末というより、「エンタメコンテンツを流せるディスプレイ」だと思って使うのがいいように思えます。
「キッチンや寝室でも映画やドラマを観たり、BGMを流したりしたい。でもわざわざパソコンを持ってくるのは面倒だし、スマホだと画面が小さい……」というときに、丁度いい機能性です。
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