大ヒットホラー映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」。その主役とも言えるピエロ「ペニーワイズ」役で注目を集めたのが、スウェーデン出身のビル・スカルスガルドです。
父ステランや兄アレクサンダーも人気映画・ドラマで活躍しているという、俳優一家の出身の彼。繊細な美貌や192cmという高身長もあって、新世代のイケメン演技派俳優として注目されています。
そんなビル・スカルスガルドが出演している映画から、おすすめ作品をピックアップしました。
- ビル・スカルスガルドの存在感も光るヒューマンドラマ『アンナ・カレーニナ』
- ビル・スカルスガルドの記念すべきハリウッドデビュー作『ダイバージェントFINAL』
- 圧倒的なインパクトを見せつけた出世作『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』
- 重要なポジションのキャラクターを演じた『アトミック・ブロンド』
- ビル・スカルスガルドのキャリア初期の代表作『シンプル・シモン』
- 番外編 ビル・スカルスガルドが”チョイ役”『デッドプール2』
- まとめ
ビル・スカルスガルドの存在感も光るヒューマンドラマ『アンナ・カレーニナ』
ロシアの作家・トルストイによる名作を映画化したヒューマンドラマ。19世紀のロシアを舞台に、上流階級の女性アンナ・カレーニナとその周囲の人物の愛憎劇が描かれます。
2012年に公開されたこの映画版は「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズで知られるキーラ・ナイトレイが主演を務め、画面が舞台セットのように転換していくという、挑戦的な表現がされています。
ビル・スカルスガルドは登場人物の一人マコルティンを演じ、出番は少ないながらも存在感を光らせています。
ビル・スカルスガルドの記念すべきハリウッドデビュー作『ダイバージェントFINAL』
徹底的に管理された未来社会で「異端者」として追われることになった少女の戦いを、全3部作で描くSFアクション大作。その最終作「ダイバージェントFINAL」が、ビル・スカルスガルドのハリウッドデビュー作になりました。
ビルは作中で主人公たちの運命を左右する重要なポジションを演じ、しっかりと目立っています。ハリウッド進出して最初の役柄として、申し分なしのメインキャストです。
圧倒的なインパクトを見せつけた出世作『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』
ビル・スカルスガルドの代表作といえばこの作品ですね。子どもたちのトラウマにつけこんで現れる不気味なピエロ「ペニーワイズ」の恐怖を描いたこの作品で、ビルはそのペニーワイズ役を熱演しました。
グロテスクなペニーワイズの容貌は相当なインパクトで、メイクの下の素顔が繊細なイケメン俳優ということでも話題になりましたね。観客の精神を攻めてくる不穏な演技も、見どころのひとつです
重要なポジションのキャラクターを演じた『アトミック・ブロンド』
シャーリーズ・セロン主演で、冷戦時代のベルリンを舞台にイギリスの諜報員の戦いが描かれます。MI6、CIA、ロシアのKGB、フランス諜報部などが入り乱れる、硬派な政治サスペンスアクションです。
ビル・スカルスガルドはベルリンの裏社会で暗躍する便利屋組織のリーダーを演じていて、ここぞという場面でさらっと活躍してくれます。北欧系のキリっとした顔立ちは、冷戦時代のベルリンの無機質な雰囲気にもピッタリです。
ビル・スカルスガルドのキャリア初期の代表作『シンプル・シモン』
ビル・スカルスガルドがまだ無名の若手俳優だった頃の主演作。アスペルガー症候群で人と接するのが苦手な青年シモンが、失恋した兄のために「完璧な恋人」を探してあげようと奔走する様が描かれます。
一癖ありながらもどこか応援したくなるシモンの雰囲気、彼が成長していく様など、とにかくビル・スカルスガルドの演技が光るヒューマンドラマです。シュールな笑いどころもあって、隠れた良作です。
番外編 ビル・スカルスガルドが”チョイ役”『デッドプール2』
マーベルヒーローでありながらなんでもありの暴走を見せる「デッドプール」シリーズの第2弾。実はこの作品で、ビル・スカルスガルドは意外なキャラクターで出演しています。
デッドプールによって集められるも、事故で全滅するミュータントチーム「X-フォース」。ビルはその一員のツァイトガイストを演じ、パラシュート降下で運悪くゴミ収集車に突っ込んでしまい、無残な最期を遂げました。
ちなみに、同じく事故死するX-フォースの一員として、「ブラピ」ことブラッド・ピットもカメオ出演しています。
まとめ
存在感たっぷりの美貌と変幻自在の演技力で、ハリウッドきっての若手実力派として注目されているビル・スカルスガルド。俳優一家の出身ということもあって、他の兄弟たちと併せて今後の活躍に期待が高まります。
まずは、彼のこれまでの出演映画をチェックして、その魅力をしっかり体感しましょう。