僕はクラウドソーシングサイト(お仕事仲介サイト)の「クラウドワークス」を使って、フリーランスのWebライターとして働いています。
単発の契約から数か月の長期契約まで色々な案件をこなしてきましたが、中には「こいつはやべえや…」というクライアントに出会うこともあります。
単にメッセージのやり取りマナーが悪い人から、実害がある人まで…実際にあったやばいクライアントのエピソードを紹介していきます(もちろん、具体的な企業名やメディア名は伏せます)。
1.記事単価がウソ
これはクラウドソーシングあるあるかもしれませんが、いざ契約したら、事前に条件に書いてあった単価と全然違う額を提示されたことがありました。
「1記事〇〇円です!」と確かに書いてあったのに、契約後に「今はキャンペーン中なので単価〇〇円ですが、来週からは△△円下がりますので」みたいな。
記事単価が高く見えるように案件概要を書いて、詳細をよく見たら全然違う…ということはよくありますが、さすがに契約して仮払いまで済ませたあとにこんな反則手段をとられたのは初でしたね。
2.執筆用資料がやばすぎる
案件によっては、記事ごとに「執筆してほしい内容についての資料」をもらうことがあります。
ですが、この執筆用資料がやばすぎるクライアントがいました。
とにかく文章の日本語がひどい。サイトや動画を見ながら殴り書きしたメモを推敲も整理も誤字チェックすらせず送ってるのがバレバレです。
そんな状態だからメモ中に出てくる商品名も情報のデータも間違いだらけ。メモが正しいか僕がまた再チェックしていくという無駄作業をさせられる羽目に。
こっちの時間を奪ってるって理解してほしかったですね。
3.日本語の会話が成立しない
仕事についてやり取りをするときに、「日本語の会話がまともに成立しない」っていうのも純粋に困りましたね。
まるで小学生が書いてるような文章で、何を言いたいのかよく分からないし誤字や誤変換だらけ。執筆に関するこっちの質問を理解してくれない(ちんぷんかんぷんな解答が帰ってくる)。
腹が立つとか不信感を持つとか以前に、話が進まなくてちゃんと仕事ができないので困り果てました。
4.まさかの「単価ダウン」、しかも一方的に
このクライアントは史上最高にやばかったです。
元々チャットのやり取りの言葉づかいが「友だちかよ」ってくらい馴れ馴れしいとかおかしい点があったんですが、ある日突然「来月から記事単価〇〇円(これまでの2割カット)で」と一方的に通知。
単価を下げてもいいかとか、単価が下がってからも契約を続けるかの確認とか、単価ダウンについての謝罪すらもなし。対等な立場の契約者としては不信感しかありませんでした。
さすがに不愉快極まりなかったです。
5.一方的な連絡無視
実はこれ「一方的に単価ダウン」のクライアントと同じなんですが、その後「あなたの文章は素晴らしいです!うちのメディアでもトップです!」とか「今後必ず単価をアップしていきます!」とか調子いいことを言ってきたので一応契約を続けてました。
ですが、口だけ調子がいいままで、結局その後も低単価で仕事をさせられました。
さすがにもう1ミリも信用できなかったので、他にもっと条件のいい契約が増えてきてこの案件が割に合わなくなったタイミングで「契約を終了させてください」と申し出ることに。
そしたら「なぜですか!ぜひ続けていただきたいのに!」と言い出したので「現状の単価では続けるのは難しい」とはっきり理由を伝えたら……「連絡無視」を決め込んでくるという。
無返信のまま1週間以上が過ぎたころ、さすがにしびれを切らしてこちらから再度連絡したら「あ、大丈夫っすよ!終わりで」という返事。マジでこういう言葉づかいで返信がきました。
さんざん調子いいこと言ってこき使い、利用できないと分かったらぶん投げて放置とは。メディア名も企業名もこっちにモロばれなのに恐いもの知らずですね…こっちが考えなしに暴露する奴だったらどうしたんだろう。
まとめ:やばそうなクライアントは事前に察知して避けよう
こういうやばいクライアントと仕事をすると、大してお金は稼げずに気力と時間ばかり奪われます。
人間関係のストレスをできるだけ減らしたくてWebライターになったのに、この仕事のメリットがふっ飛びます。
マジでいいことは何一つないので、やばそうなクライアントや案件はできるだけ事前に察知して逃げるようにしましょう。