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「売れる」ことを考えたバンド名の決め方

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「バンドで売れたい!」と思ったら、音楽はもちろん「バンド名」もかなり重要になります。

バンド名はそのバンドの個性やセンスを表す重要なものですが、「売れる」ということを意識した場合、押さえておくとより有利になるポイントがいくつかあると言われています。

そんな「売れる」ことを考えたバンド名の決め方・コツをまとめてみました。

 

検索で他のバンド名や用語と被らない

まず重要なのが「ググったときに見つけやすいかどうか」という点です。

例えば、「The Oasis」というバンド名を付けてしまったら、絶対にイギリスの大御所バンドOasisに検索で負けてしまいますね。

他にも、もし「Cat」というバンド名をつけたら、YouTubeでバンドのMVやライブ動画を見つけてもらおうとしても猫の動画の方がたくさん出てきてしまうでしょう。

インターネットがバンドとリスナーの重要な出会いの場になる現代では、検索で他のバンドやアーティストと被らないかどうかが自分たちを見つけてもらうキーになります。

音楽関係だけじゃなく、他のジャンルのグループ名や作品名、あまりにも一般的な用語との被りがないかも気をつけましょう。

もちろん、他のバンドの曲や何かの作品名へのオマージュなど、バンドの方向性を示すための、表現としての意図的な被りは別です。

 

覚えやすい・読みやすい

バンドで売れるためには、できるだけ自分たちの名前を覚えてもらわなければいけません。なので「覚えやすいバンド名か」も意識しましょう。

あまりにも複雑な英単語、マイナーな外国語、特殊な読みをする造語などは、覚えてもらいづらくなります。「そもそも読み方が分からない」ということもあり得ます。

また、スマホで検索してもらったり、SNSなどで自分たちについて言及してもらったりするハードルも上がります。

「覚えてもらったり、話題にしてもらったりしやすいバンド名」も意識した方がいいポイントです。

一方で、独特のバンド名はアーティストとしての個性を表現する重要なポイントだし、「mol-74(モルカルマイナスナナジュウヨン)」のようにめっちゃ読みづらいバンド名でもメジャーデビューするほど注目を集めた例もあります。

「覚えやすさ」と「個性」のバランスをどうするかはバンド内で相談です。

 

URLやIDが使われていない

意外と忘れがちなのが「URL」や「SNSのID」でバンド名と同じワードが使われていないかどうかのチェックです。

「〇〇.com」というURLが使われてたり、「〇〇_official」というIDがTwitterで使用済みだったりすると、Web関係でちょっと不便になります。

余裕があれば確認しておきたいポイントです。

 

商標登録されてない

バンド名に使おうと思ってた名前が「商標登録されてた」なんてことになると大変です。改名させられた上にそれまでの作品や動画を全削除しないといけなくなるかもしれません

例えば、「THE MICKEY MOUSE」というバンド名をつけたりしたら、ディズニーからストップがかかること間違いなしです。

それは極端な例だとしても、バンド名が既にどこかの企業の商標になってないかはチェックしておくと安心です。

このサイトの簡易検索で「商標」というところを選んで検索すれば確認できます。

www.j-platpat.inpit.go.jp

 

まとめ:売れることを目指すなら「看板」としてのバンド名を

バンド名はアーティストとしての個性やセンスを見せるポイントですが、「売れる」ということを意識したときは「バンドという集団・組織を表す看板」でもあります。

もちろん一番大切なのは「音楽」そのものですが、「少しでも売れる確率を上げていきたい・売れやすくなりたい」という場合は、バンド名の決め方から意識していくと、メリットがあると思います。