怠惰ウォンテッド

映画とアニメとラノベのレビュー 怠惰に平和に暮らしたいだけ

「津波」を描いたパニック映画おすすめ8選 ハリウッド大作から真面目な名作まで

f:id:ashita_bassist:20190723160425j:plain

災害パニック映画の中で「津波」はよく題材になってきました。映像的な派手さで楽しめるアクション大作としても、災害の悲惨さを伝える真面目な映画としても人気のテーマです。

そんな「津波」を描写した災害パニック映画のおすすめ作品をまとめました。

デイ・アフター・トゥモロー

異常気象が発生した北半球で、ハリケーンや津波、大寒波がアメリカを襲うパニック映画の名作。大都市が徹底的に破壊されるド派手な災害シーンで話題になりました。

ビルほどもある大津波がニューヨークを襲う描写は圧巻で、アクションシーンとしてド迫力な一方で、あまりにも圧倒的な破壊っぷりにヒヤッとさせられます。15年以上前の映画ですが、今観てもすさまじくリアルで衝撃的です。

「デイ・アフター・トゥモロー」感想 現代パニック映画の原点だよね(ネタバレなし) - 怠惰ウォンテッド

 

インポッシブル

インポッシブル(字幕版)

インポッシブル(字幕版)

 

スマトラ島沖地震に巻き込まれた一家を描くヒューマンドラマ映画。どちらかというと人間ドラマがメインの作品で、「災害」としての津波を徹底的にリアルに描き上げています。

序盤の津波シーンは背筋が冷えるほどの恐ろしさで、車もがれきも木も岩も巻き込んだ濁流が人間を飲み込んでいく様にゾッとさせられます。

なんとか津波から生還した人たちも血まみれで肉がえぐれていたりと悲惨な状態で描かれていて、迫力重視で流血描写を控えたエンタメ作品とは違った、「津波の恐さ」を最大限に生々しく描いた名作です。

 

TSUNAMI -ツナミ-

TSUNAMI-ツナミ- (字幕版)

TSUNAMI-ツナミ- (字幕版)

 

釜山を大津波が襲うさまを描いた韓国発の災害パニック大作。韓流ラブコメみたいに軽いノリの前半から一転して、後半では怒涛の勢いで破壊シーンが展開されます。

パニック描写のバリエーションも豊かで、津波がビルを押し倒す、沈んだ電線で人々が一斉に感電する、流れてきたタンカーが直撃して橋を破壊する、石油に引火して大爆発するなど、やりすぎてギャグっぽさもありますが見ごたえはあります。

CGの派手さもハリウッド並みで、王道のパニック映画として楽しめる良作です。

 

THE WAVE/ザ・ウェイブ

ノルウェー発の津波パニック映画。地震による津波ではなく、谷間の岩盤崩落が河川に流れ込んだ勢いでの津波という珍しいパターンが描かれます。

科学的な考証に基づく津波シーンはリアルなCG映像と合わさってかなり臨場感があって、その前の「津波が町に到達するまであと〇分…」という緊張感が高まっていく演出も秀逸でした。

あまり知られてない作品ですが、津波映画の中でも特に面白いと思える隠れた傑作です。

 

ディープ・インパクト

ディープ・インパクト (字幕版)
 

超名作パニック映画のひとつです。巨大隕石が地球に衝突して大災害が起こるまでの数週間を描いた作品で、ハリウッド大作のパニック映画としては珍しく「人間ドラマ」に焦点をあてたストーリーになっています。

それでも映像的な見どころも多く、隕石が海のど真ん中に落ちたことで起きた大津波がアメリカを押し流すシーンは圧巻です。

 

ポセイドン

ポセイドン (字幕版)

ポセイドン (字幕版)

 

名作海洋パニック「ポセイドン・アドベンチャー」のリメイク作。洋上で起こった異常な大波が豪華客船を転覆させ、その中に取り残された人々のサバイバルが描かれます。

どちらかというと船内でのサバイバル描写がメインのパニック映画ですが、「水の恐怖」をぞんぶんに体感できるという点でおすすめです。

「ポセイドン(2006)」感想 パニック映画としての迫力はガチ(ネタバレなし) - 怠惰ウォンテッド

 

パニック・マーケット

パニック・マーケット(字幕版)
 

大津波によって浸水した港町のスーパーマーケットに海水と一緒にサメが侵入し、中の生存者たちが襲われるパニック映画。どちらかというとモンスターパニック色が強いですが、序盤の津波シーンもなかなかの迫力です。

サメが流れ込んできた中盤からも、「水の恐さ×サメの恐さ」でいろいろなバリエーションのサバイバルを見せてくれて、B級ながら飽きさせない内容になってます。

「パニック・マーケット3D」感想 リアリティより見ごたえ重視(ネタバレなし) - 怠惰ウォンテッド

 

ヒア・アフター

ヒア アフター (字幕版)

ヒア アフター (字幕版)

 

一人の霊能力者と「死」を身近に感じた人々の出会い・交流を描くヒューマンドラマ。登場人物の一人が津波に飲み込まれて臨死体験をしたという設定で、その津波シーンがえげつない迫力とリアリティです。

濁流にもみくちゃにされた人間がボロボロになっていくシーンは本物の津波映像を観てるような迫力で、ヒューマンドラマ映画のワンシーンとは思えないほどの臨場感があります。

 

まとめ

映画全体で「津波」にスポットをあてたものから、ストーリー上の描写として津波を描いたものまで、津波シーンに注目したい作品をまとめて紹介しました。

アクション要素強めのド派手なものからショッキングなものまで、津波の描き方は作品それぞれです。今回紹介した中にはかなり生々しい描写の作品もあるので、津波や災害にトラウマのある方は注意して観ましょう。