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【野生の恐怖】動物パニック映画のおすすめ作品まとめ

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「でっかい生き物が大暴れ」という動物パニック映画は、映画界では人気ジャンルのひとつです。

ちょっとB級っぽくてチープなイメージもある動物パニック映画ですが、なかには野生の恐怖を生々しく表現したシリアスな名作から、ド派手なパニック描写が見どころの大作もあります。

そんな「動物パニック映画」から、厳選したおすすめの良作を紹介していきます(ワニなどの爬虫類や魚も含みます)。

キング・コング(2005)

キング・コング (吹替版)
 

「ロード・オブ・ザ・リング」などで知られるピーター・ジャクソン監督作。あんまり動物パニックのイメージはないかもしれませんが、未知の島で巨大な動物や虫に襲われたり、巨大なキングコングがニューヨークを破壊したりと、動物パニック要素がたっぷり詰まってます。

ハリウッドスケールの世界観とリアルなCGで巨大生物の暴れっぷりを観られる、動物パニック超大作です。

 

マンイーター

「アバター」の主演のサム・ワーシントンが売れてない頃に出演してたワニ映画。オーストラリアの運河を進んでいたクルーズ船が巨大ワニに襲われて中州の小島に漂着し、乗員乗客たちがサバイバルします。

本物みたいにリアルなCGで描かれるワニの暴れっぷりが凄まじい作品で、いきなり川辺から飛び出して人間に食らいつき、一瞬で水中に引きずり込んでいくシーンはかなり心臓に悪いです。

「ワニ」という生き物の恐さを存分に感じさせてくれます。

「マンイーター」感想 ワニパニック映画の隠れた傑作(ネタバレあり) - 怠惰ウォンテッド

 

U.M.A.レイク・プラシッド

U.M.A.~レイク・プラシッド~ デラックス版 [DVD]

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ビル・プルマン(インディペンデンスデイの大統領の人)が主演のワニパニック映画。1990年代の古めの作品ながら、けっこうリアルな巨大ワニが容赦なく人々を襲ってくド派手な作品です。

人間はもちろん、牛や熊、ヘリコプターすら丸かぶりして引きずりいくワニの暴走はかなりの見ごたえで、クライマックスの大立ち回りはB級映画とは思えない緊張感と迫力があります。

今観ても十分すぎるほどハラハラできる名作です。

 

アナコンダ

アナコンダ Blu-ray

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こちらも90年代動物パニックの名作。ジェニファー・ロペスやアイス・キューブ、オーウェン・ウィルソンなどの人気俳優が出演した、ちゃんとしたハリウッド大作です。

ドキュメンタリー映画製作のためにアマゾンに向かった撮影隊が巨大なアナコンダに襲われる…という内容で、めちゃめちゃでかいヘビが容赦なく撮影クルーを襲っていく展開はなかなかショッキングです。

「丸呑みされた人間のシルエットがアナコンダのお腹に浮いてる」「生きたまま半分消化された人間が吐き出される」なんてトラウマシーンもあったりします。

 

アニマル・パージ

アニマル・パージ(字幕版)
 

動物園の猛獣から家庭のペット、野生の鳥やネズミに至るまであらゆる動物が狂暴化して街中で暴れ出すパニック映画です。

低予算のB級映画ながら実物とCGをうまく合わせた動物によるパニックシーンはなかなかの迫力で、色んな動物大集合でバリエーション豊かな襲われ方が観られるのも魅力のポイント。

意外な良作として楽しめます。

「アニマル・パージ」感想 意外と迫力もスケール感もある良作(ちょっとネタバレ) - 怠惰ウォンテッド

 

ファイナル・デッド

ファイナル・デッド [DVD]

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「LOST」や「バイオハザード」などのミシェル・ロドリゲスが無名時代に出演した動物パニック映画。とある島に遊びに来た男女が、島に放置されて狂暴化した「野犬」の群れに襲われます。

そんなに派手な作品じゃありませんが、サバイバルパニック映画としてふつうに面白いです。スタント犬たちを駆使した襲撃シーンもなかなかの緊張感で、本物の犬を使ってる分リアルな恐さがあります。

小粒ながら、アニマルパニック映画の隠れた良作です。

 

ブラックフット

ブラックフット(字幕版)

ブラックフット(字幕版)

 

実話をベースにしたという、「熊」がテーマの動物パニック映画。

映画としての派手さよりも野生動物としての熊の恐ろしさを描くのをメインにしていて、淡々とした描写が逆にスリリングでヒヤッとさせられます。

じわじわと熊の存在感が増していってからの襲撃シーンは、生々しくてゾッとしてしまいます。

 

ブラック・ウォーター

ブラック・ウォーター(字幕版)
 

こちらも実話ベースの動物パニック映画。ワニによってボートを破壊され、マングローブ地帯の木の上に取り残された人たちのサバイバルが描かれます。いわば命がけの「高おに」ですね。

B級映画っぽいおちゃらけやユルさは一切抜きで、張り詰めた緊張感あふれるシーンが続きます。映像的には地味だからこそ、本当にワニと戦ってるような気分にさせられる良作です。

 

人喰猪、公民館襲撃す!

タイトルだけでどういうストーリーかよく分かる作品ですね。巨大イノシシとの戦いを描く韓国発の動物パニック映画です。

いかにもB級なタイトル通りの内容ですが、CGと模型を駆使した襲撃シーンはけっこうなインパクト。動物パニック映画としてはかなりの良作です。レアな「イノシシパニック映画」として、変わり種の動物パニックを観たい方にはおすすめです。

 

ブラックシープ

Black Sheep [DVD]

Black Sheep [DVD]

 

人より羊が多い国ニュージーランド発の、まさかの「羊パニック映画」です。狂暴化した羊たちが人間を襲います。

いろいろぶっ飛んだ内容のB級動物パニックですが、羊による襲撃シーンはインパクト抜群です。人間の体を羊たちがムシャムシャ食べたり、血みどろで内臓をこぼしながら人間たちが逃げ惑ったりする姿はかなりエグくてシュールで、色んな意味で記憶に残ります。

 

ピラニア

ピラニア (字幕版)

ピラニア (字幕版)

 

湖の底から現れた古代の狂暴ピラニアの群れが、観光シーズンで賑わう田舎町のビーチを襲う作品。

B級動物パニック映画の中ではかなりお金がかかった大作で、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の博士役クリストファー・ロイドや「スタンド・バイ・ミー」の子役だったジェリー・オコンネルなど、レアなキャストが出演してます。

ピラニアの襲撃シーンは映像的にもド派手で、容赦なく人間がバラバラにされていく血みどろの破壊描写はトラウマ必至です。一方で、ストーリーのノリは下ネタ全開の過激っぷりで、全体的にかなりお下品なテンションで楽しめます。

 

まとめ

B級感全開のエンタメ作品から、真面目に野生の恐ろしさを表現したシリアスな作品まで、「動物パニック映画」の良作を紹介しました。

でかくて凶暴な生き物が大暴れする様や、野生に立ち向かう人間のサバイバルが観たい方は、ここで紹介したラインナップを参考にしてみてください。