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【出演者】アベンジャーズ/MCUシリーズの脇役キャストたちも素晴らしいので紹介したい

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー (吹替版)

歴史上類を見ないクロスオーバーで壮大な世界観を作り上げ、映画史に残る名シリーズとなったアベンジャーズ/MCU。

アベンジャーズのメンバーやメインヴィランなど主要キャラクターを演じたキャストは、みんな世界的に有名になりましたね。

ですが、出番が少なめな脇役・チョイ役のキャストにまで、実力派俳優が多く並んでるのもアベンジャーズ/MCUシリーズの見どころです。

そこで、今回はシリーズのメインキャラクター以外の「脇役」に焦点をあてて、個人的におすすめしたいキャストを紹介します。全14名です。

エイトリ(ドワーフ)/ピーター・ディンクレイジ

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「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」でソーの新たな武器を作ってくれたドワーフのエイトリを演じた、ピーター・ディンクレイジ。軟骨発育不全で身長が132cmの、いわゆる小人症の俳優です。
ハリウッドで最も活躍している小人症俳優の一人で、「ピクセル」や「X-MEN: フューチャー&パスト」などの大作に出演してるほか、「ゲーム・オブ・スローンズ」のティリオン・ラニスターでも有名。

今回は巨体のドワーフということで、普段とは違う「他の登場人物より背が高いピーター・ディンクレイジ」が観られました。

 

ラムロウ(クロスボーンズ)/フランク・グリロ

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キャプテン・アメリカと共に戦うチームS.T.R.I.K.E.の隊長でありながら、実はヒドラ構成員だった悪い人。生身の人間でありながらキャプテンやファルコンとそこそこ互角に渡り合うという生粋の兵士です。

演じたフランク・グリロはここ最近でアクション俳優として注目度を高めていて、「スカイライン -奪還-」や「パージ」シリーズ2、3作目で主役を演じたほか、Netflixオリジナル作品で主演しまくってます。

Netflixオリジナルの「ポイント・ブランク -この愛のために撃て-」では、ファルコン役のアンソニー・マッキーとW主演してたりもしてます。

個人的に今一番好きな俳優です。

フランク・グリロはもっと有名俳優になれるはず - 怠惰ウォンテッド

 

エリック・セルヴィグ/ステラン・スカルスガルド

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ソーのお友達の一人で天文学者。「アベンジャーズ」一作目ではロキに操られていいように使われるという不運な役どころでしたね。

演じたステラン・スカルスガルドはスウェーデン出身の俳優で、「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」などの名作に出演。北欧を代表する俳優一家のお父さんでもあります。

「ターザン:REBORN」で主演を務めたアレクサンダー・スカルスガルド、「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」でピエロのペニーワイズを演じたビル・スカルスガルドは彼の息子さんです。

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ウカビ(ワカンダの幹部)/ダニエル・カルーヤ

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ワカンダの部族のひとつ「ボーダー族」のリーダーの青年。

演じたダニエル・カルーヤは今のハリウッドで最も注目を集める黒人俳優の一人でしょう。「ゲット・アウト」の主演で一気に世界的に有名になったほか、Netflixオリジナルの人気シリーズ「ブラックミラー」の1エピソードで主人公を演じてたりします。

 

ズリ(ワカンダの長老)/フォレスト・ウィテカー

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ワカンダの王位継承の儀式で進行を務めたり、長老としてアドバイザー役を務めたりした人。

演じたフォレスト・ウィテカーはハリウッドを代表する演技派俳優の一人で、2006年には「ラストキング・オブ・スコットランド」でアカデミー賞主演男優賞も受賞しました。

「メッセージ」で現場を仕切るウェバー大佐を演じたり、「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」でソウ・ゲレラを演じたりと、最近もばりばり大作で活躍中です。

 

フリッガ(ソーのお母さん)/レネ・ルッソ

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ソーの行動や理念に大きな影響を与えたお母さん。出演時間はそこまでじゃないかもですが、この人はメインキャストの一人と呼ぶべきかもしれません。

演じたレネ・ルッソは主に1990年代のハリウッドで活躍してきた女優で、「リーサル・ウェポン3」や「アウトブレイク」、「身代金」といった当時の話題作に多く出演してます。

 

エージェント13/エミリー・ヴァンキャンプ

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キャプテン・アメリカをサポートしたS.H.I.E.L.D.の女性エージェント。「ウィンター・ソルジャー」と「シビル・ウォー」で重要な役割を果たした人ですね。

演じたエミリー・ヴァンキャンプは主にドラマ界で活躍してて、「エバーウッド 遥かなるコロラド」や「ブラザーズ&シスターズ」でメインキャストを、「リベンジ」では主役を演じています。

個人的には映画「フェーズ6」で見せた「世の中に希望持ってません。人生諦めてます」みたいな女の子の役が好きでした。

 

ゾラ(ヒドラの科学者)/トビー・ジョーンズ

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ヒドラの科学者。悪い人ですね。

演じたトビー・ジョーンズはハリウッドきっての個性派俳優としてさまざまな作品に出演する名脇役です。

「ミスト」や「ハンガー・ゲーム」シリーズ、「ジュラシック・ワールド/炎の王国」などに出演。また、「ハリー・ポッター」シリーズでドビーの声を演じたことでも知られています。

 

ストラッカー(現代のヒドラのボス)/トーマス・クレッチマン

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現代におけるヒドラのリーダー、「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」でメインの敵の一人として登場しました。

演じたトーマス・クレッチマンはドイツ出身で、ハリウッド作品やヨーロッパ各国の作品で活躍。髪があるときは実は超イケメンで、その端正なたたずまいと出身国から、歴史映画でドイツ軍人とかを演じることが多い人です。

「戦場のピアニスト」や「ヒトラー 〜最期の12日間〜」、「ワルキューレ」などの戦争映画をはじめ、「キング・コング(2005)」、「バイオハザードII アポカリプス」などの娯楽作まで幅広く出演してます。

 

グランドマスター/ジェフ・ゴールドブラム

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「マイティ・ソー バトルロイヤル」で惑星サカールを支配してた人。コミカルだけど変に冷酷なところもある濃いキャラです。

演じたジェフ・ゴールドブラムは主に1990年代ハリウッドでスタートして活躍した人で、「ジュラシック・パーク」シリーズに多く出演(「ロスト・ワールド」では主演)したほか、「インデペンデンス・デイ」ではウィル・スミスとW主演を務めてます。

最近も「インデペンデンス・デイ: リサージェンス」や「ジュラシック・ワールド/炎の王国」など、過去の主演作の続編に登場してます。

 

ブライス(最初のショッカー)/ローガン・マーシャル=グリーン

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「スパイダーマン:ホームカミング」に出演。メインヴィランであるバルチャーの部下で、ショッカー・ガントレットを勝手に使って暴走して粛清された人です。

演じたローガン・マーシャル=グリーンは主に脇役ながら話題作に多く出演してぼちぼち注目を集めてる俳優で、リドリー・スコット監督の「プロメテウス」やNetflixオリジナルの「砂の城」などが代表作。連続ドラマで主演をしたりと、堅実に実力派として出世してます。

あと、「ヴェノム」や「マッドマックス」のトム・ハーディに顔がめっちゃ似てることでも知られてます。

 

ロドリゲス(アメリカ大統領)/ウィリアム・サドラー

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「アイアンマン3」で出てきたアメリカ大統領。悪に屈せず立ち向かおうとする真っ当な政治家です。

演じたウィリアム・サドラーはこれまた名脇役として幅広い映画に出演してて、「ダイ・ハード2」でテロリストのボスを演じたことで有名。

他にスティーブン・キング原作×フランク・ダラボン監督作の常連俳優としても知られていて、「ショーシャンクの空に」「グリーン・マイル」「ミスト」の3作全部に出演してます。

 

ソニー・バーチ/ウォルトン・ゴギンズ

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「アントマン&ワスプ」で事態を引っ掻き回した悪人。

演じたウォルトン・ゴギンズはその風貌から個性的な悪役や粗暴なキャラクターを演じることが多く、「プレデターズ」や「エージェント・ウルトラ」、ドラマ「ザ・シールド ルール無用の警察バッジ」などに出演。

「ジャンゴ 繋がれざる者」「ヘイトフル・エイト」といったクエンティ・タランティーノ作品にも登場してます。

 

アキヒコ(ホークアイにやられたヤクザ)/真田広之

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「アベンジャーズ/エンドゲーム」の序盤でホークアイにやられたヤクザのボス。あくまでゲスト出演的なポジションでしが、ホークアイとまともに渡り合う剣技が印象的でしたね。

演じた真田広之はハリウッドで活躍する代表的な日本人俳優の一人です。「ラストサムライ」や「ライフ」、「ラッシュアワー3」、「ウルヴァリン: SAMURAI」など大作にメインキャストとして出演してきました。

ガチガチのアクション俳優として有名で、「ラストサムライ」ではかっこよすぎてトム・クルーズより目立つからアクションシーンが削られたという逸話もあります。

 

まとめ

以上14名、MSUシリーズに出演した主役級ではない俳優で、個人的におすすめのキャストでした。

脇役・ちょい役に絞ってもこれだけの実力派が揃っている点でも、MCUがいかに壮大なシリーズか分かりますね。

「MCUから洋画にはまった」という方は、ここをきっかけに色んな俳優や作品に触れていくと面白いと思います。