近未来、ロボット、超能力、宇宙などのSF要素を含むアクション映画は、今も昔も人気を集めてきました。
今回はその中から、「ターミネーター」など定番の有名どころをあえて外して、マイナー寄りのおすすめSFアクション映画を紹介していきます。
隠れた名作・良作を探したい方は必見です。
- スカイライン -奪還-
- リヴォルト
- パンドラム
- ピッチブラック
- キル・コマンド
- ダーケストアワー 消滅
- VRミッション:25
- レポゼッション・メン
- PUSH 光と闇の能力者
- デイブレイカー
- トゥモロー・ワールド
- スペクトル(Netflix)
- まとめ
スカイライン -奪還-
ある日突然はじまったエイリアンの侵略に、文字通り「拳で」立ち向かう人類の戦いを描くド迫力のSFバトルアクション大作。
バリエーション豊かなエイリアンの襲撃、超巨大UFOの暴走、人間側の決死の抵抗が壮大なスケールで描かれます。
一作目「スカイライン -征服-」もありますが、この「奪還」の方が見ごたえがあるし、そっちを観てなくても楽しめます。
リヴォルト
巨大ロボットが暴れまくる南アフリカを舞台に、記憶をなくした男と女性医師がサバイバルをくり広げるミリタリーSFアクション映画。
異質なデザインのロボットはリアルなCGと合わさってなかなかの迫力で、それが暴走して街を破壊していく様はアクション映画として見ごたえ十分です。
ゲリラが待ち伏せや奇襲を駆使してロボットに立ち向かう戦闘シーンも見どころで、「ロボットVS軍隊」というシチュエーションが好きな人なら退屈することなく楽しめます。
パンドラム
ベン・フォスターとデニス・クエイド共演で贈る、ホラーテイストのSFアクション映画。
遠くの惑星への移住を目指す巨大植民船を舞台に、船内に発生した異形の化け物たちが襲い来る中、クルーたちが生き残りをかけて戦います。
「エイリアン」「イベント・ホライゾン」など名作SF映画へのリスペクトが感じられる映像や演出、そこに「人食いの化け物が迫ってくる」というパニックホラー要素を足した世界観で、B級ながら安っぽさのない迫力を味わえます。
ピッチブラック
「ワイルド・スピード」シリーズの主演としてハリウッドのトップスターになったヴィン・ディーゼルが、若手俳優だった頃に出演したB級SFアクション映画。
未知の惑星に墜落した宇宙船の生存者たちが、その星に棲みつく肉食のモンスターに襲われていきます。
「逃亡者」や「ウォーターワールド」の脚本かが監督を務めただけあって、B級ながら世界観の奥深さがしっかり感じれるのが見どころ。登場人物のキャラも立っていて、なかでもヴィン・ディーゼル演じる凶悪犯リディックのカリスマ性は印象的です。
シュモクザメとコウモリをかけ合わせたようなモンスターの造形も秀逸で、「プレデターやエイリアンに並ぶ」といっても過言ではないかっこよさです。
キル・コマンド
戦闘用ロボットの演習地となっている島を舞台に、暴走したロボットと特殊部隊の死闘がくり広げられるSFアクション映画。
ストーリーの規模は小さいながら、リアルなCGのロボットと未来的な装備の特殊部隊が真正面から激突する戦闘シーンは、アクション映画好きなら間違いなく楽しめます。
「とにかく迫力のあるSFミリタリーバトルが観たい」という方は必見です。
ダーケストアワー 消滅
ロシアのモスクワを舞台に、突如宇宙から飛来した「見えないエイリアン」が人々を襲っていくSFアクションパニック映画。
「敵が見えない」という極限状態のパニックがかなり恐くて、さらに「エイリアンに触れられると塵になってしまう」という死に方もインパクトがあります。
「ローン・サバイバー」のエミール・ハーシュや、リメイク版「ロボコップ」のジョエル・キナマンが無名時代に出演してた作品としてもおすすめ。
VRミッション:25
超リアルなVR戦闘ゲームに参加したら、「ゲームオーバー=死」のデスゲームだった、というB級SFアクション映画。
ところどころチープな部分はあるものの、「ただの真っ白な空間がヘッドセットをつけると戦場に変わる」という演出はなかなか見ごたえがあります。
銃撃戦のシーンもそれなりの迫力で、退屈せずにそれなりに楽しめる良作です。
レポゼッション・メン
機械製の人工臓器が発達した近未来で、「臓器のローンを払えなくなった顧客から臓器を回収する」という仕事をする男を描くサイバーパンク映画です。
けっこう悪趣味な描写も多いアングラ作品ですが、ジュード・ロウとフォレスト・ウィテカーという豪華キャストや派手なアクションなど見どころ多めで楽しめます。
賛否両論を呼んだショッキングな結末もおすすめポイント。
PUSH 光と闇の能力者
世間に紛れて生きる超能力者たちと、それを狙う組織の戦いを描くSFアクション映画。
無名時代のクリス・エヴァンス(キャプテン・アメリカの人)や、子役時代のダコタ・ファニングが出演してます。
超能力の描写のリアリティが見どころで、「銃を念力で浮かせて死角の敵を撃つ」「敵兵士を操って自分を守らせる」といったユニークな戦闘シーンが観られます。
超能力SF映画の隠れた傑作です。
デイブレイカー
ほとんどの人類がヴァンパイアになってしまった世界で、絶滅寸前の人類と、「人間の血液不足」で困窮するヴァンパイアの戦いを描くSFホラーアクション。
ヴァンパイア社会ならではの「完全遮光・カメラ付きの車で夜も安全♪」みたいなCMとか「コーヒーに入れる血液型を選べる売店」みたいな描写が面白いです。
エグさマシマシの戦闘シーンやパニックシーンも見ごたえがあって、ショッキングな描写が好きな人なら気に入ると思います。
トゥモロー・ワールド
「人類が繁殖能力を失った近未来」を舞台に、数十年ぶりに「子どもを産める」ことが分かった少女を巡る人々の暴走や戦いが描かれます。
退廃的な雰囲気の漂うディストピアSFとしてかなり見ごたえがあって、現実的でリアリティのある近未来描写も見どころ。
さらに、5分以上の長回しワンカットを多用したアクションシーンの数々も注目ポイントで、息をつかせない緊張感があります。
スペクトル(Netflix)
NetflixオリジナルのSFアクション大作。東欧の紛争地帯に派遣された米軍が、「目に見えない幽霊のようなエネルギー体」に襲われていく様が描かれます。
「幽霊VS軍隊」という珍しい構図の戦いが観られるのが特徴で、劇場公開のハリウッド大作レベルの、かなり本格的なミリタリーアクションとして楽しめます。
幽霊を可視化できるバイザーや、多脚ロボットなどのSF要素も多めです。
まとめ
以上、あえて有名どころを外して、隠れた名作・良作のSFアクション映画を紹介しました。
「メジャーな作品は観ちゃった」「あんまり知られてなくて面白いSFアクションが観たい」という方は、ここで紹介した映画をぜひ観てみてください。