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「ホーム・アローン」の続編って5作目まであるって知ってた?

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ファミリーコメディ映画の傑作であり、クリスマスには地上波で放送されるのが定番となっている「ホーム・アローン」

主人公ケビンを演じたマコーレー・カルキンとあわせて、日本でも誰もが知っている有名作品ですよね。

そんな「ホーム・アローン」、ケビンが家に取り残される1作目と、ニューヨークで独りぼっちになる2作目までは広く知られていますが、実は「ホーム・アローン5」まで続編が作られているのはご存知でしょうか

「ホーム・アローン」シリーズ全作と、人気子役として一世を風靡したマコーレー・カルキンくんの現在をまとめて紹介します。

ホーム・アローン

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言わずと知れた不朽の名作。

ひょんなことから親戚一同でのクリスマス旅行当日に自宅で置いてけぼりをくらった少年ケビンが、留守を狙ってやってきた2人組の泥棒に立ち向かいます。

ピタゴラスイッチのような凶悪な罠で泥棒に挑むケビンの大奮闘、いたずらっぽく不敵な笑みで爆笑させてくれる一方で、ママとケビンの親子愛などヒューマンドラマの面でもホロっと泣かせてくれるのが魅力ですね。

 

ホーム・アローン2

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こちらもクリスマスのファミリームービーとして超有名ですね。

前作から一年後のクリスマス、今回は置いていかれず家族旅行に出発したものの、一人だけ飛行機を乗り間違えてニューヨークに来てしまったケビンが再び泥棒コンビと戦うことになります。

ドタバタコメディとしての面白さはそのままに、スケール感たっぷりのNYのロケーションや大都市ならではのエピソードが魅力です。

今では大統領になった不動産王ドナルド・トランプ氏がチョイ役で登場してるのも見どころ。

 

ホーム・アローン3

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ここからは知る人ぞ知る作品になってくるのではないでしょうか。

1997年公開の「ホーム・アローン3」は、前作までとのストーリーのつながりはなく、「一人で留守番をしていた少年アレックスのもとに、4人組の泥棒チームがやってくる」という新設定になってます。

ファミリーコメディとしての面白さはしっかり健在で、敵が「一流犯罪グループ4人」とさらに手強くなってるのも注目ポイント。罠を張りめぐらせてのバトルシーンは、むしろスケールアップしてます。

あと、アレックスのお姉ちゃんモリー役で、当時まだ子役だったスカーレット・ヨハンソンが出てるのも見どころ。

 

ホーム・アローン4

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2002年に製作の「ホーム・アローン4」は、「ホーム・アローン2」からの正当な続きものになります。

とはいえこの頃にはマコーレー・カルキンくんは20歳を超えていたので、主演は別の子役に交代。泥棒の一人マーヴもジョー・ペシから別の俳優に交代して、母ケイトや父ピーターなども別の俳優になっています。

が、父ピーターの再婚相手の豪邸を舞台にした派手なドタバタバトルは相変わらずで、「ホーム・アローン」シリーズの一作品としてそれなりに楽しめます。

キャストの一新ばかりはどうしようもありませんが、コメディ映画としての出来は悪くないです。

 

ホーム・アローン5

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シリーズ最後の作品となった「ホーム・アローン5」。またまた前作までとの繋がりのない完全オリジナルストーリーですが、1作目の製作陣が再集結したそうで「ホーム・アローンっぽさ」はしっかり感じられます。

低予算のテレビ映画なのでスケールの小ささは否めませんが、B級コメディとしてはちゃんと楽しめる小粒な良作です。

 

主演マコーレー・カルキンの現在

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さて、一時期は「世界一有名な子役」になったマコーレー・カルキンくんですが、その後の人生が壮絶だったのは洋画ファンの間では有名ですね。

マコーレーのギャラを巡って両親が泥沼の離婚劇をくり広げたり、薬物に溺れて逮捕されたり、一時期は死亡説まで流れました。

一方で、舞台やミュージックビデオに出演したり、「ピザ・アンダーグラウンド」という変なバンド活動をしたりと、俳優・タレントとしてもぼちぼち話題に。

最近は本格的に俳優復帰して映画出演を予定してたり、GoogleアシスタントのCMで久しぶりに「ケビン」の姿を披露したりと、いいニュースも続いてます。

あと、ミドルネームを「カーソン」から「マコーレー・カルキン」に改名して、正式な本名が「マコーレー・マコーレー・カルキン・カルキン」になるそうです。やっぱ変な人ですね。

 

弟のローリー・カルキンも俳優です

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これは意外と知られてませんが、マコーレー・カルキンの弟ローリー・カルキンも俳優なんですよね。兄弟だけあってやっぱり顔も似てます。
彼も子役時代からハリウッドで活動していて、代表的なものだとメル・ギブソン主演の「サイン」の息子役が有名です。

サイン  (吹替版)

サイン (吹替版)

 

最近だと映画「バレッド・ヘッド」でエイドリアン・ブロディ、ジョン・マルコビッチ、アントニオ・バンデラスという超豪華キャストと共演したりしてます(赤いパーカーの青年がローリー・カルキン)。

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俳優としては決して有名というわけではありませんが、色々と世間を騒がせてきたお兄ちゃんと比べると地道で堅実なキャリアを歩んでます。

 

まとめ

公開からおよそ30年が経っても、誰もが知る名作コメディ映画として愛されてきた「ホーム・アローン」シリーズ。

最近まで続編が作られたり、主演のマコーレー・カルキンが未だに話題を集めたりしてるのも、不動の人気の表れと言えるでしょう。

「2作目までしか知らなかった/観たことなかった」という方は、ぜひそれ以降の続編も観てみてください。

 

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