自宅でいつでも映画が観れるNetflix。明るい気分になりたいときは、コメディ映画をチョイスするという方も多いんじゃないでしょうか。
というわけで、Netflixで観れるおすすめのコメディ映画をまとめました。ファミリー向けのポップな映画からお下劣全開のブラックコメディまでバリエーション豊富です。
※Netflixのラインナップは時期によって変わる場合があります
- 空前のヒットを記録した人気コメディシリーズ『ハングオーバー!』
- かわいい顔して超過激バトルコメディ『ピーター・ラビット』
- コメディの帝王ジム・キャリー主演『マスク』
- Netflixオリジナルの時間ループ系コメディ『ネイキッド』
- ダイ・ハード的お下劣アクションコメディ『ゲームオーバー!』
- アン・ハサウェイ出演のスパイコメディの傑作『ゲット スマート』
- ジャッキー・チェン主演のほんわかアクションコメディ『ダブル・ミッション』
- ハラスメント上司をぶっ潰す『モンスター上司』
- いじめっ子がCIAエージェントに『セントラル・インテリジェンス』
- 名優が集結したおじいちゃんコメディの傑作『ラストベガス』
- 超お下品ブラックコメディアニメ『ソーセージ・パーティー』
- Netflixオリジナルの本格アクションコメディ『なりすましアサシン』
- 怖いけど笑っちゃうシュールな会話劇『ザ・ゲーム 赤裸々な宴』
- アダム・サンドラー主演のぶっ飛びコメディ『俺のムスコ』
- 笑いの中で歴史と社会を風刺する傑作『帰ってきたヒトラー』
- まとめ
空前のヒットを記録した人気コメディシリーズ『ハングオーバー!』
低予算コメディながら世界中で異例の大ヒットを記録し、シリーズ化もされた傑作。
親友の結婚を記念してラスベガスで盛大にパーティーをした男たちが翌朝目覚めると、意味不明な惨状が広がっていた上に花婿が行方不明になっていた……というお話です。
ホテルの部屋に見知らぬ赤ちゃんや見知らぬトラがいて、窓からはベッドが投げ落とされていて……という惨劇からはじまるドタバタ劇はひたすらバカバカしくて、しかもとても子どもには見せられないお下劣ネタのオンパレード。
頭を空っぽにしてアメリカンな笑いを味わいたいときにはぴったりです。
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かわいい顔して超過激バトルコメディ『ピーター・ラビット』
名作絵本をまさかの実写映画化したファンタジーコメディ映画。ピーターラビットとその仲間たちが、因縁の敵である人間たちとドタバタのバトルをくり広げます。
「ピーターラビットの実写化」ということでほんわかファンタジーが描かれるのかと思いきや、ピーターたちと人間の戦いはかなり容赦のないアグレッシブさ。雰囲気的には「トムとジェリー」に近いですが、あれを実写でやるとかなりパンチが効いてます。
映像的には可愛いから子どもたちでも楽しめるし、内容はかなり派手なので大人でも楽しめます。家族皆で観れるファミリーコメディ映画としておすすめ。
コメディの帝王ジム・キャリー主演『マスク』
ハリウッドのコメディ映画界の帝王ジム・キャリーの代表作のひとつ。かぶった人間を豹変させるマスクによって気弱な男がイケイケになり、思わぬ騒動を巻き起こしていくファンタジーコメディです。
ジム・キャリーお得意の表情七変化とCGによるぶっ飛んだコメディシーンが融合した超展開が見どころで、マスクに取りつかれた主人公の何でもありの暴走がひどすぎて笑えます。かなりクセのある作風ですが、圧倒的なハイテンションとカートゥーン的な演出はハマる人ならとことんハマるでしょう。
あと、主人公が恋するヒロイン役のキャメロン・ディアスがめちゃめちゃキュートです。
Netflixオリジナルの時間ループ系コメディ『ネイキッド』
Netflixが製作・配信してるオリジナル映画。自分の結婚式の朝になぜかホテルのエレベーター内で全裸で目覚めた男が、結婚式に失敗しては朝のエレベーター全裸の状況に戻される……という最悪のタイムリープが描かれます。
まさかの時間ループ系SFコメディという異色作ですが、内容はおバカな王道のアメリカンコメディ。アホなジョークシーン満載な一方で、主人公が愛するフィアンセのために奮闘するストーリーは意外と熱くてぐっときます。
明るくハッピーでポジティブな良作コメディです。
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ダイ・ハード的お下劣アクションコメディ『ゲームオーバー!』
セレブたちのパーティーが開かれている高級ホテルでテロ事件が発生。たまたまテロリストから逃げ延びたおバカなホテルマン3人が、事件解決のために奮闘します。
ストーリー的には「ダイ・ハード」がかなり近い感じで、それを限りなくお下品にしたような作品です。見るも無残な下ネタの数々は、こういうのが苦手な人なら気絶するレベルでしょう。
が、そんなお下劣コメディが好きな人にとっては息が止まるほど笑える傑作です。アクション映画としての見せ場も多いので、死ぬほどしょうもないブラックジョークと派手な戦いを楽しめます。
アン・ハサウェイ出演のスパイコメディの傑作『ゲット スマート』
アメリカの秘密機関の情報がテロリストに全部もれてスパイが全滅。それまで内勤だった主人公と整形で顔を変えていたことで助かった美人スパイが、機関を崩壊させた犯罪組織カオスに挑みます。
ジャケットからも分かるように「冴えないおっさんと凄腕美人スパイが協力して悪を討つ」というお話で、主人公のアホなキャラクターと映画全体のゆるい雰囲気が合わさって気楽に笑いながら楽しめます。
スパイアクション映画としても意外と本格的なので、コメディ版「007」だと思って観るのがおすすめです。
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ジャッキー・チェン主演のほんわかアクションコメディ『ダブル・ミッション』
ジャッキー・チェン主演作。表向きは冴えないセールスマン・正体はCIAエージェントの男がシングルマザーの女性と結婚して幸せを手に入れようとするも、悪の組織の陰謀に家族ぐるみで巻き込まれていきます。
ジャッキー・チェン節が全開の痛快アクションコメディである一方で、「新しいパパが子どもたちに好かれようと頑張る」というホームコメディにもなっていて、難しいお年頃の子どもたちと次第に打ち解けていくのが微笑ましいです。
悪の組織もコミカルで子どもっぽいノリなので、子どもにも安心して観せられる良作コメディ映画です。
ハラスメント上司をぶっ潰す『モンスター上司』
パワハラおっさん上司やセクハラおばさん上司、おバカ坊ちゃん上司に悩まされる男たちが、「社長を〇してしまえば平和に仕事ができるはず…!」という発想で本気の暗殺計画を練っていくブラックコメディ映画。
内容は過激ですが「社畜あるある」の描写も多いので、実際にモンスター上司に悩んでる人なら共感できるシーンも多いはず。色んな意味で大人のコメディ映画です。
上司たちのキャストがケヴィン・スペイシーにジェニファー・アニストン、コリン・ファレルと超豪華なのも見どころ。他にもジェイミー・フォックスやドナルド・サザーランドといった名優が集まっていて、やたらと贅沢なキャスティングが印象的です。
いじめっ子がCIAエージェントに『セントラル・インテリジェンス』
今やハリウッドのトップスターとなったドウェイン・ジョンソンと、人気コメディ俳優のケヴィン・ハートがタッグを組んだアクションコメディ映画。
昔はクラスの人気者だけど今は冴えない社会人になった主人公が、昔はいじめられっ子だったけど今はムキムキのCIAエージェントになっていた同級生によって壮大な事件に巻き込まれていきます。
ドウェイン・ジョンソンのアクション俳優としての顔もコメディ俳優としての顔も両方楽しめる良作で、さらにケヴィン・ハートのコミカルな表情芸もキュート。序盤で描かれる「おデブでいじめられっ子なドウェイン・ジョンソン」のシーンも見どころです。
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名優が集結したおじいちゃんコメディの傑作『ラストベガス』
ロバート・デ・ニーロ、モーガン・フリーマン、マイケル・ダグラス、ケヴィン・クラインと、ハリウッドを代表するおじいちゃん俳優が集結した豪華なコメディヒューマンドラマ。
若い女性と結婚することになった男とその親友4人がラスベガスで「独身お別れパーティー」を企画するも、予想外のトラブルに巻き込まれて騒動を引き起こしていきます。
高血圧ネタ、病気ネタ、葬式ネタなどブラックな「おじいちゃんジョーク」がさく裂しまくる作風で、そこに名優たちのユーモラスな演技が合わさることで軽快に笑えます。おじいちゃんならではの、人生の酸いも甘いも知り尽くした含蓄ある名言がいくつも出てくるのも見どころです。
爽やかでハッピーなストーリーなので、最後まで爽快に後味よく楽しめます。
超お下品ブラックコメディアニメ『ソーセージ・パーティー』
人間に食べられないために決死の反撃を試みるスーパーの食品たちを描く、超お下劣ショッキングコメディ映画。CGアニメ映画としてはかなり珍しいR15+の作品です。
年齢制限からも分かるように内容はひどい下ネタやグロネタのオンパレードで、観るに堪えない最低なブラックジョークが満載。その一方で、多民族国家であるアメリカ社会の歪さを風刺した社会派ストーリーには、意外と考えさせられる深みもあります。
ちゃんとアニメ作品として見どころの多い良作ですが、倫理やモラルを完全無視した下品な笑いが受け付けない人は視聴厳禁です。
Netflixオリジナルの本格アクションコメディ『なりすましアサシン』
暗殺サスペンス小説を書いた男がそれを「ノンフィクション作品」として出版されたことで、本当の凄腕暗殺者だと思われてとある国の革命を手伝わされるというアクションコメディ映画。
Netflixオリジナルの中でも初期の作品ということで、Netflixの本気を見せるかのような豪華な作りです。ハリウッド大作顔負けのド派手なアクションと王道の笑いの両方を楽しめます。
怖いけど笑っちゃうシュールな会話劇『ザ・ゲーム 赤裸々な宴』
3組のカップルがホームパーティー中に「全員のスマホをテーブルの上に置いて、SNSの通知やメールの内容を全て晒し合う」というゲームに臨むコメディサスペンス。
ワンシチュエーションでの会話劇というミニマルな作品ですが、不倫や悪口、さらには隠れた性癖までもが晒されていって人間関係がボコボコになっていくのは、観ていて怖いけど一周まわってコメディでもあります。
「人がキレて争ってるのは傍から見ると面白い」という、いけない笑いを体現した隠れた良作です。
アダム・サンドラー主演のぶっ飛びコメディ『俺のムスコ』
13歳にして美人教師との間に息子を授かって「ハン・ソロ」と名づけたアホ男が、その息子と久々に再会するもまともに相手してもらえなくて……というお話。主演は「50回目のファースト・キス」などで知られる人気コメディ俳優のアダム・サンドラーです。
タイトルやあらすじからも分かるように典型的なお下品ハリウッドコメディ映画なんですが、さすがはアダム・サンドラー。低モラルな笑いの中にもユーモラスな人間ドラマを見せてくれます。
笑いの中で歴史と社会を風刺する傑作『帰ってきたヒトラー』
「ヒトラーがベルリンで死なずに現代にタイムスリップしてきた」というあまりにも危ない内容で話題になった社会風刺ヒューマンコメディ。
ブラックすぎる笑いが盛りだくさんな一方で、「皆ヒトラーを見て笑ってるうちに、気づけば彼の話術に引き込まれている」という恐るべき過程を見せてくれます。道化を演じていたヒトラーが、実は虎視眈々と復権を狙っているのもよく考えたらかなり怖いです。
名作「ヒトラー 最期の12日間」へのオマージュやパロディが多いので、そっちも知ってるとより楽しめます(そっちもNetflixにあります)。
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まとめ
以上。底抜けにアホな珍作から家族で楽しめる安心のファミリー作品、ブラックユーモア山盛りの過激な作品まで、Netflixで観れるおすすめコメディ映画をまとめて紹介しました。
家で退屈したとき、気晴らしに思いっきり笑いたいときは、ここで紹介した作品を参考にしてみてください。
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