クール教信者さんのコメディ漫画を原作にした京アニ制作の人気アニメ『小林さんちのメイドラゴン』。
その待望の第2期『小林さんちのメイドラゴンS』がついに放送開始!しましたね。
トールやカンナ、エルマやルコア、ファフニールといったドラゴンたちに加えて、新たなドラゴン・イルルが登場。1話目からいきなり勢いのあるスタートでした。
そんな『小林さんちのメイドラゴンS』1話をネタバレありでレビューです。
『小林さんちのメイドラゴンS』1話のあらすじネタバレ
メイド喫茶
【配信開始🐉】#小林さんちのメイドラゴン S 第1話「新たなるドラゴン、イルル!(またよろしくお願いします)」のdアニメストアでの先行配信がスタートです❣️第1話はこの後7/10(土)〜順次各配信サイトでも配信開始✨配信でもメイドラゴンSをどうぞお楽しみに‼️ #maidragonhttps://t.co/ZBuWCu10VH pic.twitter.com/Mxal0EBdgv
— TVアニメ「小林さんちのメイドラゴンS」公式 (@maidragon_anime) July 8, 2021
OLの小林さんの家に居候し、メイドとして暮らすドラゴンのトール。
ある日、近所にメイド喫茶がオープンし、「最高のメイドがおもてなし」といううたい文句に対抗心を燃やしたトールは殴り込みに行くも、なぜかバイトとして採用されて帰ってきます。
後日、小林さんがカンナと一緒にメイド喫茶に行ってみると、そこでは厨房で一心に働くトールの姿が。もはやメイドというよりは料理長といった立場になっていました。
さらに、メイド喫茶特有の「美味しくなるおまじない」にもトールは自身の力を宿していて、その結果、紫色のオムライスが誕生したりします。
ネットに書かれたお店のレビューでは、メイド喫茶としての評価よりも、トールの料理の方が話題に。メイドとして評価されたいトールは、そのギャップに悩みます。
イルル襲来
滝谷はファフニールとメイド喫茶に赴いてみたり、翔太くんはルコアと平和な午後を過ごしていたりと、穏やかな日々が流れる人間界。
しかし、小林さんとトールが出会った山が破壊されるという事件が起き、その犯人が新たに人間界にやって来た混沌勢のドラゴン・イルルだと判明。
トールと小林さんの前に現れたイルルはいきなり攻撃をしかけてきて、トールと戦闘になります。
イルルより強いものの、街に被害を出さないよう戦うために全力が出せず、追い詰められるトール。
すると小林さんは、自分もトールを助けるために動かなければと思い、同じく人間界で暮らすドラゴンのエルマに助けを求めます。
エルマが結界を張ったことでトールは全力を出せるようになり、イルルを撃退するのでした。
イルル再び
トールに負けたイルルは、ドラゴンの心をも動かす小林さんに興味を持ち、仕事から帰宅する彼女の前に現れます。
豊満な肉体をぶつけながら小林さんに絡むイルルは、「ドラゴンと人間の友情・絆」に懐疑的な姿勢を見せるのでした。
しかし、小林さんは個人の考えとして「種族の違いから相容れない部分があっても、他のもので埋めながら不器用にでもなんとかやっていけばいい」という持論を語ります。
それを受け入れられないイルルは「小林が女であることがいけない」と考え、終電で居眠りに入った小林さんによからぬ魔法をかけて姿をくらまします。
その後、トイレに入った小林さんは、女性の自分には「あるはずのないもの」があることに気づき……
『小林さんちのメイドラゴンS』1話の感想
OPが可愛い……!
1期に続いてfhánaがオープニング楽曲を手がけましたが、クッソ可愛いですね……
曲はもちろんですが、映像がいい。キャラ一人ひとりへのフォーカスの当て方がどことなく『日常』を彷彿とさせましたね。こういう演出好き。
曲タイトルは「愛のシュプリーム!」。初めて聴くはずなのに、「ああ~小林さんやトールたちが帰ってきたぁ~」という懐かしさを感じられましたね。
これはOPだけでもくり返し観たくなります。今はYouTubeでノンテロップ版が期間限定公開されてるので、必見です。
イルルが強い、そしてでかい
TVアニメ「#小林さんちのメイドラゴン S」
— TVアニメ「小林さんちのメイドラゴンS」公式 (@maidragon_anime) July 2, 2021
放送まであと5日!
イルル役の嶺内ともみよりメッセージ到着🐉
放送情報
・ABCテレビ 7/7毎週水曜26:14〜(初回26:24〜)
・TOKYO MX 7/7毎週水曜24:00〜
・テレビ愛知 7/7毎週水曜26:35〜
・BS11 7/8毎週木曜24:00〜
・AT-X 7/10毎週土曜21:00〜#maidragon pic.twitter.com/OPE1I5FUO5
2期から登場する新たなドラゴン、イルル。人間嫌いの混沌勢の中でも過激な考えの持ち主で、初っ端からトールと大戦闘をくり広げるという不穏な顔見せでした。
いきなりの戦闘シーンの作画がガチでしたね。どこのバトルアニメだってくらいの本気度。
そのあとも小林さんに絡んでくるイルルですが、とにかくでかい。揺れてる。何がとは言わんが。
トールも大概スタイル良いし、そもそも本作にはルコアさんという元祖巨大キャラがいますが、イルルは余裕でそれを超越してましたね……バルンッバルンッでもはやギャグです。
人間とドラゴンの共生
もともと混沌勢のトールと小林さんが仲良く暮らし、他のドラゴンたちも自然と小林さんたちに集まるのを見て思うところがあったらしいイルル。
彼女が「理想的な調和なんて無理」と考える一方で、小林さんの「不器用でも汚くてもなんとかできるようにすればいい」という考えがいいですね。
完璧を求めるより今できることをする……というのは、現実でもいろんなところで語られる心理です。ベストよりベター、妄想の中の100点より現実に成し遂げた及第点。
こういう学びというか教えというか、考えさせられる深いエピソードがあるのも本作のいいところですね。
ただほのぼのコメディなだけじゃない『小林さんちのメイドラゴン』らしさを第1話からしっかり見せてくれました。
ただ、それに反感を持ったイルルのせいでチ〇〇〇〇ちゃったっぽい小林さん。こんな不穏な2話への導入が未だかつてあったでしょうか……早くも次が気になりますね。
『小林さんちのメイドラゴンS』1話のネタバレあり感想まとめ
おそらく2期のメインストーリーになると思われるイルルとの遭遇もしっかり印象的に見せつつ、それでいてエルマやカンナ、ルコアと翔太くん、ファフニールと滝谷くんなど、他のメインキャラクターもしっかり見せてくれました。
懐かしさと次回への興味を感じさせてくれる、理想的な2期の幕開けだったんじゃないでしょうか。
2話の感想はこちらから↓