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『86 エイティシックス』アニメ2クール目の登場キャラクターまとめ!続投キャラと新キャラは?【ネタバレあり予想】

86―エイティシックス― ―ラン・スルー・ザ・バトルフロント― 1巻 (デジタル版ガンガンコミックスUP!)

アニメ1期が圧倒的なインパクトで注目を集めた『86 エイティシックス』

1クール通して原作の1巻をじっくり描くという、かなり贅沢な尺の使い方も話題を呼びました。

2021年10月からは2期の放送も決定していますが、そのストーリーは原作2巻~3巻になるのでは?と言われています(2巻と3巻でひと続きの物語になっています)。

その予想をもとに、『86 エイティシックス』アニメ2クール目の登場人物をまとめて紹介します

新規のキャラクターと、1期からの続投キャラクター、どちらにも注目です。

※アニメ1クール目以降の原作のネタバレ全開です。ご注意ください。

『86 エイティシックス』アニメ2クール目のあらすじ(予想)

特別偵察任務の果てに、シンたち5人は生き延びた

バックアップ機体に記憶データを移し、かろうじて生き永らえていた兄レイがシンたちの窮地を救い、5人をレギオン支配域の先にある国家・ギアーデ連邦へと送り届けたのだった。

ギアーデ連邦に保護されたシンたちは年相応の平和な生活環境を与えられるが、「ミリーゼ少佐が戦い続けているのだから自分たちも戦う」「戦い抜くことこそエイティシックスの誇り」という考えから、自らの選択で戦場に戻ることを決意

ギアーデ連邦の高機動型フェルドレス「レギンレイヴ」に搭乗し、再びレギオンとの戦いに臨むのだった。

一方で、迎撃砲の無断使用などから大尉へと降格されたレーナは、共和国で独りで戦い続けていた。

苛烈な指揮でレギオンと激戦をくり広げる様から、彼女はいつしかエイティシックスたちの間で「鮮血女王(ブラッディレジーナ)」と呼ばれるようになる。

シンとレーナがそれぞれの場所で戦いをくり広げる中、ある日、ギアーデ連邦とサンマグノリア共和国の存亡を揺るがすレギオンの大攻勢が始まり……

 

『86 エイティシックス』アニメ2クール目の登場人物/新規キャラクター

フレデリカ・ローゼンフォルト

シンとレーナに続く『86 エイティシックス』の3人目の主人公。

シンたち5人が保護されたギアーデ連邦の少女で、シンたちが配属された連邦軍の実験部隊の「マスコット」として軍属に就いています。

この「マスコット」制度は、軍隊内に幼い少女を配属して守らせることで兵士たちの結束と士気を高め、逃亡や戦意喪失を防ぐというもの。

しかし、フレデリカは知人の記憶を「見る」異能を持っており、その異能でシンたちを管制し、単なるマスコットに留まらない活躍を見せます。

その正体は、かつてレギオンを開発し、ギアーデ連邦に革命で滅ぼされた「ギアーデ帝国」の皇帝一族の生き残り。そのため、古風で偉ぶった話し方をするのが特徴です。

 

エルンスト・ツィマーマン

ギアーデ帝国を革命で滅ぼして建国された、ギアーデ連邦の暫定大統領。

シンたちを連邦に迎え入れて保護者となります。また、皇帝一族の生き残りであるフレデリカを、出自を隠して保護してもいました。

シンたちが戦場に戻ることを当初は心苦しく思っていましたが、結局はその誇りを尊重して見守り、サポートしてくれます。

明るい性格で基本的には善人ですが、元々はギアーデ連邦の「革命の英雄」として知られる人物。「平等と正義を実現できない国など滅びてしまえばいい」という過激な理想主義を持ち、シンたちから聞いた共和国の現状を激しく嫌悪します。

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グレーテ・ヴェンツェル

金髪の短髪の女性士官。ギアーデ連邦軍におけるシンたちの直属の上官で、階級は大佐です。

ギアーデ連邦のフェルドレス(多脚兵器)は重装甲重火力で乗員の生存性を重視したものが主流ですが、このグレーテはシンたちが乗っていたジャガーノートの設計思想をもとに、軽装甲高機動のフェルドレス「レギンレイヴ」を開発します。

このレギンレイヴを運用する実験部隊にシンたちは配属されることになりました。

リーダーシップを持ちつつも戦場を生きてきた子どもであるシンたちを労り、上層部の無茶な命令からシンたちを庇うことも。

レギオンに制空権を奪われる前は空軍パイロットだったという経歴を持ちます。

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ベルント・ベルノルト

レギンレイヴの運用実験を行うグレーテの部隊「1028試験部隊」でシンたちと共に戦う兵士のリーダー格。

「旧戦闘属領」と呼ばれるギアーデ帝国時代の属領出身で、傭兵として代々戦う民族の人物です。

階級は曹長なので、士官であるシンたちよりも階級が下になります。そのため、二回りは年下のシンたちにも敬語で接します。

 

ユージン・ランツ

ギアーデ連邦の若い士官。重装甲のフェルドレス「ヴァナルガンド」のパイロットで、眼鏡をかけた穏やかな性格の青年です。

ギアーデ連邦の士官学校でシンと同じ時期に教育を受けた同期で、その縁もあってシンとは何かと親しく話しています。

 

エルウィン・マルセル

おそらくOPでシンとユージンの後ろに移る茶髪の青年。シンとユージンの同期で、「不気味な戦闘狂い」のエイティシックスであるシンのことが気に食わない様子の青年。

彼のシンへの反感が、あるトラブルを巻き起こすことになります。

 

リヒャルト・アルトナー

シンたちが配属されているギアーデ連邦軍西方方面軍の師団長で、階級は少将。OPでグレーテと一緒に映ってたり、12話でグレーテと言い争いをしていたりした眼帯のおじさんです。

グレーテとは陸軍大学の同期で、リヒャルトが抱える主力部隊のフェルドレス「ヴァナルガンド」をカナブンと、グレーテが抱えるシンたちの部隊のフェルドレス「レギンレイヴ」をクモと互いに罵り合う仲(?)です。

 

ヴィレム・エーレンフリート

シンたちが配属されているギアーデ連邦軍西方方面軍の参謀長で、階級は准将。OPでグレーテと同じカットに映ってる上層部チームの、奥の真ん中あたりにいる細身の人です。

冷たい口調の皮肉屋で、一見すると冷徹な性格ながら、何だかんだでシンたちのことも気遣ってはくれます。

グレーテとは過去にちょっとした個人的な因縁があります。

 

キリヤ・ノウゼン

アニメ1期の最終話(11話)で、シンを攻撃しつつ「姫様!」って叫んでた「羊飼い」の超長距離砲型レギオンの中の人。OPで目を光らせながら怒り狂った表情を見せてる人ですね。

かつてギアーデ帝国で女帝だったフレデリカに仕えていた騎士で、フレデリカへの執着や帝国を滅ぼした革命勢力(今のギアーデ連邦)への憎しみを抱えたままレギオンと化しました。

シンと同じノウゼン一族の人間(シンの遠い親戚)で、そのためシンに同族嫌悪ともとれる敵意を見せてきます。

たぶんアニメ2期のラスボスになります。

 

シデン・イーダ

エイティシックスのプロセッサー。パーソナルネームは「キュクロプス」。男勝りな性格の女性プロセッサー。

シンたちが旅立った後、レーナの直属の部下のようなポジションになったベテランプロセッサーで、シンに匹敵する戦闘力を誇ります。

レーナを冗談めかして「女王陛下」と呼んでいます。

原作4巻以降ではメインキャラクターの一人になりますが、アニメ2期(原作2巻~3巻)でどれくらい出番があるかは不明……と思っていたら、1話の冒頭からがっつり登場してましたね。嬉しいアニオリだ。

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『86 エイティシックス』アニメ2クール目の登場人物/続投キャラクター

シンエイ・ノウゼン

主人公。特別偵察任務の果てにギアーデ連邦に保護され、「レギンレイヴ」を駆って再び戦場に舞い戻ります。

ジャガーノートよりも性能の優れたレギンレイヴを得たことでその戦闘力はさらに増し、一騎当千の鬼神のような活躍を見せます。

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ライデン・シュガ

シンの副長ポジションを今回もキープする相棒。

戦闘でもシンのサポートやカバーに特化した立ち回りをするために、火力牽制に便利な機関砲装備のレギンレイヴで戦います。

 

クレナ・ククミラ

シンのことが好きだけど相変わらず本人からは妹分としか見られていない残念な子。

狙撃に特化した戦闘スタイルはそのままで、レギンレイヴにも狙撃砲を装備して戦います。

 

セオト・リッカ

皮肉屋な面と絵が得意な面は変わらず、レギンレイヴにもシンたちのパーソナルネームを描いてくれます。

ワイヤーアンカーを多用した立体的な戦闘スタイルを得意としていて、シンにも劣らない激しい戦い方を見せます。

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アンジュ・エマ

ダイヤのことを忘れず、背中の傷も抱えたまま戦い続けます。

ダイヤの小隊にいた頃からの火力制圧によるサポート戦闘を今回も得意とし、メインウェポンは榴弾砲からミサイルポッドに。ミサイル一斉発射でレギオンの大群を面で抑えるという一番えげつない戦い方を見せます。

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レーナ(ヴラディレーナ・ミリーゼ)

シンたちが死んでしまった(とレーナは思っている)後、大尉に降格されたながらも共和国で孤独に戦い続けます。

「鮮血女王(ブラッディレジーナ)」という皮肉な異名を抱えながら苛烈に指揮を取り、さらにシンから聞かされていた「レギオンの一斉攻勢」が来る日に備えて準備も進めていました。

原作2~3巻では出番が少なかったので、おそらくアニメ2クール目では出番は控えめ……と思っていたら、やはり主人公の一人であるためかがっつり登場してました。やったね!

決意の表れとして、髪の一房を血の赤色に染め、軍服は死者への弔いの意味を込めて黒く染めています。

 

アネット(アンリエッタ・ペンローズ)

レーナの親友にして、共犯者にされてしまった技術士官の少女。

レーナが「来るべきレギオン大攻勢の日」に備えて準備をするのを相変わらず手伝わされることになります。

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ジェローム・カールシュタール

レーナの小父様。アニメ1期の8話では共和国への絶望と諦めを語り、レーナの信頼を完全に失った残念なおじさん。

アニメ2期のおそらく中盤(原作の3巻冒頭)でレギオンの大攻勢に見舞われた際、共和国と運命を共にしようとライフルだけ手に戦場に消えていきます。

出番はそれだけですが、たぶん彼のシーンはあるはず。

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レフ・アルドレヒト

スピアヘッド戦隊付の整備班長。実はアルバで、髪を染めて瞳はサングラスで隠しています。

レギオンの大攻勢が前線だけでなくエイティシックスたちの基地までを飲み込む中で、彼のとった行動は……

その描写は原作だと5巻まで待たなければいけませんが、アニメでは果たして先駆けて描写されるのでしょうか……

 

『86 エイティシックス』アニメ2クール目の登場キャラクターに今から注目!

一気にメインキャラクターが増えて、群像劇としての濃さも増していく『86 エイティシックス』アニメ2クール目。

誰がどんな活躍をして、今回の戦いがどんな結末を迎えるのか、今から注目です。

絶対に面白くなること間違いなしなので、期待していきましょう……

 

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