SNSを中心にじわじわと話題を集め、今や次世代の漫画界の大ブレイク候補ナンバーワンになっているラブコメ漫画『僕の心のヤバイやつ』。
すでにヒットしていると言っても過言ではなく、アニメ化を望む声も集まっていますね。
そのメインヒロインと言えば……そう、市川京太郎くんです。
いやもちろん山田杏奈ちゃんもヒロインなんですが、市川はヒーロー的主人公かというとまた違う気がするんですよね。彼もまたヒロイン。だってこんなにかわいいんだもの。僕ヤバはヒロイン×ヒロインの恋愛漫画だと思うんです。
もうね、見ていると頭なでなでして抱き締めてあげたくなります。そんな市川の魅力をまとめました。
※ネタバレありです
- 『僕の心のヤバイやつ』市川がかわいい理由①中二病
- 『僕の心のヤバイやつ』市川がかわいい理由②実は優しくて真面目
- 『僕の心のヤバイやつ』市川がかわいい理由③ちっちゃい
- 『僕の心のヤバイやつ』市川がかわいい理由④不意に見せる男らしさ
- 結論:かわいい×イケメンな市川は最強
『僕の心のヤバイやつ』市川がかわいい理由①中二病
まず挙げたい市川のかわいいポイントは「中二病」。普通はマイナスポイントになるこの中二病が、市川の場合はプラスポイントになるんですよね。
というのも、中二病というのは「思春期の純情さの証」であるわけです。
女の子が恋に恋して、白馬の王子様のお迎えに憧れるように、男の子は「自分は平凡ではない特別な可能性を秘めた何者か」であることに憧れる。それが思春期によくある心の在り方のひとつです。
そんな、ある意味でこの上なく純情で初心なお年頃の少年、市川京太郎くん。かわいくないわけがない。
ちょっと痛い話し方、ちょっと痛いファッション、そのどれもがあの年代の少年だからこそ輝く個性になっています。14歳のボーイはあれで許されるんです。むしろ微笑ましいんです。
ていうか、市川って華奢だし顔立ちは整ってるから、普通にあのファッションは中二病抜きにしても似合いますよね。アメリカのエモファッションど真ん中で。
4巻のクリスマスイブデートのときの、だぼだぼロンTにストライプのタンクトップとかやばいです。華奢な肩回りをチラ見せしてるのが最っ高にエ〇い。僕が山田だったらかぶりついてる。
『僕の心のヤバイやつ』市川がかわいい理由②実は優しくて真面目
表向きは中二病キャラでそっけない口調が多い市川ですけど、普通にめちゃめちゃ優しいし真面目ないい子ですよね。
山田を真剣に好きで、真摯に彼女に寄り添おうとしてるのが言動のあちこちから分かります。
雪の日に秋田けんたろうのキーホルダーを一緒に探した流れで、山田の家に上がったときとかやばい。塩ちゃんこ一緒に食べながら泣く山田に語りかけた言葉とか、あんなの真剣に山田のことを想ってないと絶対に出ない言葉ですよね。
どの回のどの会話でも、常に市川は「山田を尊重しよう」としてるんですよね。タレントとして芸能活動を楽しみながら頑張る山田を、夢に向かって進んでる山田を本気で応援しようとしてる。
だからこそ「僕の存在が邪魔になるんじゃないか」「いつか仕事で成功して華やかな世界に進んでいった山田が僕に魅力を感じなくなるんじゃないか」と真剣に悩むこともあるわけですが。
おねえとリビングで話しながら、いつか山田と疎遠になる可能性を想像して「そんなのいやだ~~~~」って悶えるシーンとかもうね、やばいって。そのソファに添い寝して「大丈夫!お前たちなら絶対に大丈夫!」って言ってあげたいもん。
市川のあの優しさと誠実さは必ず報われるって信じてる。
『僕の心のヤバイやつ』市川がかわいい理由③ちっちゃい
これを言うと身も蓋もありませんが、市川のかわいさはあの容姿があってこそですよね。
山田のみならず他の女子たちよりもちっちゃい身長。ほっそい体。さらっさらの髪。顔だって整ってる方でしょう。
山田から市川を見た視点を考えてください。あんな超かわいい、頭ひとつ分も背の低い男の子がちょっと中二病こじらせつつ、真剣に自分を想って言葉をかけてくれるんですよ。押し倒さずにはいられませんよね。かわいいに決まってる。
だって市川と山田が並んだらもう完全におねショタだもん。同級生なのにおねショタとはこれ如何に?でもそうなんだもん。尊さしかないんだもん。
仲直りのハグとか、山田が市川をお返しで押し倒し事件とか読んでてニヤケるシチュエーションは色々あったけど、個人的にいっちばんグッと来たのが市川が風邪引いて山田がお見舞いに来る回。単行本だと3巻ですね。
熱でフラッフラの市川を山田が着替えさせてあげるくだり。市川がもたれかかってきたときの山田の顔。あれはアカンやつやぞ。僕が山田だったら脱がせた服をこっそr
市川のちっちゃさ故の、山田とカップリングされたときの破壊力の強さ。あれを見せられる僕の心がヤバイ。
『僕の心のヤバイやつ』市川がかわいい理由④不意に見せる男らしさ
市川は優しくて真面目で小さいだけの中二病ボーイじゃないんですよね。本当はちゃんと男らしい子なんです。
小さな体と人見知りコミュ障な性格で、それでも一生懸命に山田を守って山田を大切にしようと行動する男らしさ。それがいじらしくてかわいいんです。
初期の頃だと、ナンパイがしつこく山田に絡むのを助けるために自転車ぶん投げるシーン。山田が市川に明確に興味を持ったきっかけの出来事でもあります。
図書室で、山田の目を真剣に見つめて手を握ってチョコを先生から隠すのもヤバかったですね。
あと、仲直りのハグをされたときの「嫌だなんて言ってない」とか冬休み明けの初登校時の「ありがとう」とか、山田の家で図書室に来なかった日のことを聞かれた「嘘ついてごめん」とか、挙げればきりがありません。
市川は引っ込み思案な方だけど、言わないといけないときに言わないといけないことをちゃんと言える子なんですよね。
5巻のチョコ作りで一度帰ろうとしたときに、山田のお母さんにちゃんと「本当にすみません」と事実を伝えてから帰ろうとしたのも、あれはかなり勇気が要る男らしい行動だったと思います。普通はビビッて日和ってそのまま帰っちゃう。
本当に大事な場面でちゃんと根性張って勇気を見せて頑張れる子だからこそ、市川は傍から見ていて守りたくなるんですよねえ……
結論:かわいい×イケメンな市川は最強
圧倒的かわいさの裏にイケメンな言動と性格まで兼ね備えてきた市川。
最初からこうだったわけじゃなく、ちゃんとストーリーを通して成長してるんですよね彼も。それに伴ってどんどんかっこよくなるし、ますますかわいいと思える場面が増えています。
Webの連載を追っている感じだと、もう山田と結ばれるゴールまでカウントダウンが始まった感のある市川の恋。
作者の桜井のりお先生によるとまだまだ連載は続くみたいなので、二人が付き合い始めてからの物語まで読めるんでしょうか……まだまだ注目です。
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